こんにちは。
親子きずなサロン〜月とアロマと〜の野田 綾です。
この春から、再び、ゆったりセラピーのアシスタントを
重ねているのですが、
気づきがたくさんあって、
流れてしまわないうちに、少しずつ言葉にしていこう、
と思います。
今日の私自身の気づきは、
「セッションで時間を区切る、ということは、
相手も自分も守ることになる」ということを
改めて体験したように思いました。
交換セッション。
午前中は、私がモデルのボディになり、
ゆったりセラピストの麻莉さんから施術を受けたり
受講生と、アシスタントの私で
前面の脚部のゆったり整体をしあい、
「脚だけで、頭部までこんなに緩むなんて!」
と、改めて、統合ケアの深さ
「これぞ、ゆったりセラピー!」という
真髄を味わったのですが、
あまりに深い感動を得て、
そこに全てのエネルギーを使い果たしたのか、
お互い、午後のフルボディの交換セッションは
もちろん、きちんと行ってはいるのですが、
午前ほどの集中力を保つのは、難しい、
と、自分自身で触れていても、受講生から触れられていても
そう感じました。
そこで、腑に落ちたのです。
私たちは、何にお金をいただいているか、
というと、
お客様である目の前の方のケアだけに
100%集中する時間、なんですね。
普通、人は(少なくとも私は)、
どんなに好きな人と一緒でも、
「お腹すいたな〜」とか
「空が綺麗だな」とか感じるように、
意識はあちらこちらに飛びます。
その人のことだけに100%没頭する
というのは、職業として、
時間を区切り、お金をいただくことで
お互い安全で健康的に成り立つ、
ということを。
「没頭する」からこそ、
お金をいただくことで、
依存を引き起こす関係を防ぎ、
職業として成り立つ、とも言えるのかもしれません。
長い時間をかけて、無償で行うから、相手を大事にしているか、
本当に目の前の方を大事にできているか、
というと、全くそういうことではないんだ、
と気づけたことは、
セラピストを職業として続ける上で、
すごく大事なことのように感じます。
そして、
深い感動的な体験をしたあと、
また集中にスイッチを戻すには、時間がかかる。
だから、1日にできるセッション数はこのくらい・・・・
と考えていくこともできますね。
(なので、私は自宅サロンでは
1日1セッション、多くて2セッションにしています)
普段、仕事では、時間を区切っているのが前提なので
「そういうもの」と思っていましたが、
アシスタント、という立場で入らせて頂いているからこそ
1つ1つの意味を考えたり、感じたり、
見えてくる世界って大きい、と感じています。
そして、すごいな、と思うベテランのセラピストさんほど、
練習の場であっても、その集中力がずっと続いているような気がして、
自分が次のステップに行くためには、
その胆力なのかな・・・・
(だから、その力をつけたくて、踊りのレッスンも下手ながら続けているんだな)
と自分自身への理解も深まったのでした。
麻莉さんお手製の黒ごま甘酒アイス。
あまりに絶品すぎて、自分でも作ってみたくなります