極左連合に推薦されて市長となった佐藤和雄は「20億円の無駄遣い」を糾弾されて市長の座を降りた。たった6ヶ月間の政権であった。しかし この背景には稲葉孝彦土屋正忠の暗躍があり 他市の首長に働きかけて「小金井市のゴミを受け入れるな」と煽った節(ふし)が見受けられる。報道媒体も小金井市のゴミ問題を面白おかしく取り上げるようになると 流石(さすが)に問題の本質が炙(あぶ)り出されてきた。7年半のゴミ行政停滞のうち 佐藤和雄前市長が受け持った期間はたった半年だけである。しからば 7年半のゴミ行政停滞の責任を負うべきは 7年間の失政を放置し無策無能のままカラオケ三昧に現(うつつ)を抜かした稲葉孝彦ではないのか。しかも 落選の遺恨と1ヶ月不足する市長年金への未練、土屋正忠の次期衆議院選挙の協力だけの為に佐藤和雄を引きずり降ろして再び市長になろうと策しているのが 稲葉孝彦という公明党、農協の傀儡(くぐつ)である。


 小金井市議会は市政運営に危機を感じ 極左連合5名を除いた19名の市議会議員が超党派で「ゴミ対策危機管理政権」を作るべく会合したのであるが まず公明党が離脱した。新市長が創価学会の利権、人事権を担保してくれる保障がないからである。次に18区総支部長である土屋正忠からの命令で自民党が離脱した。土屋正忠としては次期衆議院選挙に際して 稲葉孝彦が市長であってくれれば何かとプラスになると考えたのであろう。それが文盲、露口哲二、小金井支部長に命令を下し 稲葉孝彦に「出馬要請」をさせたのである。これには流石(さすが)の文盲も烈火の如く怒って「総支部の決定であろうとも市議会議員がその決定に従う義務はない」とまで言わしめたのである。



 これに並行して自民、公明を除き極左連合を除いた11名の市議たちは「小金井市のゴミ」に特化した救国連合ならぬ救市連合を結成し 小金井市民のゴミ対策を糾合の理念として人選を進めてきた。あの革命志向の共産党でさえも個々の政策を棚上げにして自党からの出馬を控えると協力したのである。それはそうであろう。12年もの間 失政を重ねゴミ減量を市民に強要するだけで 本質的なゴミ処理施設の建設に何らの政策も打ち出せず ノホホンと市長であることのみを貫いてきた稲葉孝彦のような無能市長ではいけないのである。そこで鳩首(きゅうしゅ)会談の結果 篠原煕(ひろし)議員の名が挙がり全員一致で出馬要請をすることとなった。





※ 明日に続く