おはようございます。といってももう昼近くですが。。

本日の出勤前の猫たち。
今日はいつもよりもちょっと早く起きたので、朝ソファーでまったり。

そうすると、次から次へ猫ずがやってきます

わんぱく坊主のまだこが、くねくねしてアピールしてくるのが可愛い。




続いてぱるくん。

あ~、可愛いぃっ。
親ばか炸裂ですみません。

大人のけろくんは椅子の上からご挨拶。


「おかーさん、今日は何時に帰ってくるの?」


この子たちの存在が私のパワーの源です。

平均体重5kgくらいの猫。 小さいけど大きな存在。

売られている犬猫たちの 「売れ時」は生後1-2か月で、3か月を過ぎるとだんだん買い手がつかなくなるらしいです。

売れ時に買った飼い主が、何年か経って、「やむを得ない事情」によって飼えなくなったと保健所に持ち込む。
持ち込む人は、殺したいとまで思っていなくて、シェルターがあればシェルターに持ち込むのかもしれません。ただ「やむを得ない事情」で飼えなくなった場合、引き取ってくれるのが保健所だから。

私たちはシェルターを作りたいけど、安易な気持ちで買った飼い主が「やむを得ない事情」によって飼えなくなった時の受け皿に進んでなりたいわけではありません。
日本の人口が減って、高齢化社会まっしぐらなのに、繁殖される犬猫が増え続けたらどうなってしまうのかと恐ろしくなります。

やむを得ない事情の例:
・病気にかかって、治療費が高額だから 
・新しい犬(猫)を買ったから 
・大声で鳴いて、近所から苦情がきた 
・発情期になってしまい、うるさい 
・妻が妊娠した 
・(親など)と同居することが決まった 
・引っ越すことになった 
・飼っていた犬(猫)が子供を産んだから、親犬はもういらない 
・言うことを聞かない 
・しつけても、いつまで経っても糞便の場所を覚えない 
・年を取ってしまい、飼うのが面倒になった 
・犬(猫)が子供を沢山生んでしまい、こんなに飼えない 

らしいですよ。
ちなみに、常識的に里親募集で譲渡する場合、上記のような「やむを得ない事情」は未然に防げます。


・病気にかかって、治療費が高額だから ⇒病気になって治療ちゃんとできる経済的余裕と心の準備がありますかと事前に確認する

・新しい犬(猫)を買ったから ⇒里親募集なのでありえない

・大声で鳴いて、近所から苦情がきた ⇒しつけをして里親募集をする、もしくは事前に性格や注意点を伝えた上で譲渡する、しつけについてアドバイスもする

・発情期になってしまい、うるさい ⇒避妊・去勢をする

・妻が妊娠した ⇒子供が生まれても飼えるのか、覚悟があるのか事前に確認する

・(親など)と同居することが決まった ⇒so what?(苦笑)という感じですが。。

・引っ越すことになった ⇒転居しても手放さないか事前に確認する

・飼っていた犬(猫)が子供を産んだから、親犬はもういらない ⇒避妊去勢をする

・言うことを聞かない ⇒飼育方法がわかっていない、学ばない人には譲渡しない

・しつけても、いつまで経っても糞便の場所を覚えない ⇒同上

・年を取ってしまい、飼うのが面倒になった ⇒論外。譲渡しません。

・犬(猫)が子供を沢山生んでしまい、こんなに飼えない ⇒避妊去勢をする

上記のように、里親募集等で譲渡する場合は、ありとあらゆる可能性を考えて、飼育放棄されることのないよう、事前に希望者さんに色々と確認します。

「購入する」のではなく、里親になるという選択が広く浸透すれば、今処分されている子たちを救うことができるだけでなく、「やむをえない事情」というのもなくなると思います。

里親さんになってくれる人が増えることを願っていますが、「飼わない」という選択も立派な選択だと思います。


みんながみんなではありませんが、本当だったら「飼わない」選択をすべき人が「買う」を選択しているケースが多いから、やむを得ない事情が存在するのではないかと、最近しみじみ思ってしまいました。