きのこの山とたけのこの里、どっちが好き? ブログネタ:きのこの山とたけのこの里、どっちが好き? 参加中

私はきのこの山派!

エリーには悪いが・・  断然ビックリマーク きのこ派 である。
チョコとクッキーが分けられつつも、きのこ形になる事で調和し。
また、二つの素材を合体させるという「技」こそが日本らしい。
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$・・・この先生キノコるには。-きの山■スナック菓子の新境地である
マスコットキャラの「きの山」さんに来ていただきました。
ゆる系のギターを持ったナイスガイです。
その手には宿敵「たけ里ブラザース」がっ!!
その対決はいかに → 明治製菓 「きの山さん家」

今でこそ何気ない 「きのこ型」 だが、
実はお菓子の異端児であり、進化であった。

みなさん思い起こして欲しい。
スナック菓子の形状はどれも似通ってないだろうか?
ポテチに代表される 「せんべい型」、サッポロポテトに代表される 「スティック型」、
カールに代表される 「棒状変形型」、パイの実に代表される 「ひとくち型」。


後に登場する「コアラのマーチ」「とんがりコーン」などの凝った形も
こうした類型の延長上にあるものだ。
ここには  「製造しやすさ」 「梱包効率」 「持ちやすさ・食べやすさ」  っという
お菓子業界の涙ぐましい努力の成果がつまっている。

いずれも 「焼く」「揚げる」「成型する」 というどれかの工程を経るわけで、
形は単純であるほどいい。
その方が欠品率(製品にならない)が下がるからだ。
だが、あえて形の面白さをとった・・・
 きのこの山  のすごい所はそこにある。

それまでも「チョコ」と「粉モノ生地」を合わせたものは存在した。
チョコビスケットやポッキーの類がそれにあたる。
だが、いずれも前述の理由で形は単純、且つ、かさばらない仕様となっている。
それを考えると、手間のかかる工程と梱包効率というリスクがどれ程のものか分ると思う。

チョコ部を成型し、そこにクッキー部を合わせる。
当時、この企画を通した人は偉い!!

1975年のその頃、アポロチョコ がヒットして売れており
これにクッキーを合わせたら「きのこ型」になるじゃまいか!!
っというのが新商品開発の発端といわれている。
また、それだけでなく、きのこ部のチョコを「ミルクとビター」の二層にしたのも
このアポロチョコの意匠が生かされた部分だという。
まさにお菓子の新発見であった。
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$・・・この先生キノコるには。-きのこの山■そう、職人技の国だから
近年ならずとも・・、日本の スナック菓子が海外で真似られている現象 がある。
それは「味」とかよりも「企画力」が違うからだ。
面白い形や、違う素材を組み合わせる発想において評価されているのだ。
まあ・・パクリのパチもんがでるのは勘弁してもらいたいのだけどね。

日本のメーカーが出してる場合もあり
明治の 「コアラのマーチ」 などは 「小熊餅」 というらしい。
さらにマレーシアには 「ハローパンダ」 があり、こちらはモロに「大熊猫餅」だな・・。

韓国にも有名なパクリもの 「チョコきのこ (초코송이/チョコソンイ)」 、「CHOCOBOY」 などがある。
その他にも明らかな 「きのこの山」類似品 が世界各地に存在する事が知られているのだ。
そして・・・、同じく中国でも「キノコの山」の類似品があるという。
こちらの方のブログで紹介されているのがそうだ。
 → 『パクリではありません!インスパイアされたのです!』
・・ 「蒙古力」 というお菓子らしいのですが、あっれー(; ・`д・´) き きの・・こ。

しかしながら、これら類似品は柄の部分がことごとく傾いてる有様。
海外のパクリものは柄の傾きが尋常ではないレベルと言える。
もしかして作為的に少し変わった形状にしているかのようだ。
そう・・ここ Σ⊂(゚Д゚ ) ドンッ 柄の角度にさえこだわるのが日本の企業なのです。
そういう品質にみられる職人技のプライドこそが、日本スナック業界の誇るところなのですね。
あの 「柄をまっすぐ合体させる」 というのは何気にものすごい技術っぽいです。

 きのこの山  を見るたびに思うのです。
どっちから食べよう? 傘? 柄? 
・・そういう悩ましさもこのお菓子の  なのだと。
そして、そこには先人のお菓子に対する情熱と職人技を思わずにはいられない。
だから私はえらぶのだーっ ( ̄▽ ̄)=3 DASH!
   END
きのこの山とたけのこの里、どっちが好き?
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