新アルバム『合縁奇縁』に寄せて | 野辺剛正 OFFICIAL BLOG『NOBE mania 2』

新アルバム『合縁奇縁』に寄せて

【リリース情報】

自分の歩幅で一歩ずつ。
しぶとく歌い続け進化し続ける四十二歳の裸歌がここにある。
野辺剛正 5th.album 2011.11.19 Out !!
-ライブ活動25周年・デビュー15周年記念作品-
『合縁奇縁』aienkien
~高知 劇場歌小屋の2階 レコーディング~
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歌も演奏も男の一発録り。等身大の全9曲収録作品。
制作:メッソ記録 / NO BEST レーベル
協力:劇場歌小屋の2階
価格:¥2,000(税込)  品番:UNSP-7091
《スペシャルパッケージ仕様》
※ライブ会場手売り販売のみ※
【参加ミュージシャンからのコメント】
「野辺剛正はもう一度、野辺剛正を生きる決心をした証です。」
池 マサト
「野辺剛正は私にとって異色の存在のままだが、私の予想をはるかに越える程、劇場歌小屋の2階に混ざり合っている。」
嶋﨑 史香
「いくつになったって、何年経ったって、ちゃんと吸って吐いて、磨いてゆけば、求めているものと出会い、"じぶんのうた"と出会える。野辺剛正と、このアルバム「合縁奇縁」がそんな希望を教えてくれました。」
矢野 絢子



【野辺剛正 新作アルバム『合縁奇縁』に寄せて】
※参加ミュージシャンコメント全文


なぁ 東京 / 野辺剛正


http://youtu.be/1lTzsReTt6E


池 マサト「なぁ 東京(Live)」ブルースハープで参加音譜

このアルバムの全てがここ劇場歌小屋の2階で作られたと言って宜しいと思う。

しかし野辺剛正はこの一年しかここのステージに立っていない。

私は彼のことをこの一年しか知らない。

このアルバムに辿りつくまでの長い道のりのことは野辺ファンの方々や親しい多くのミュージシャン、関係者がよく知っている筈です。

だからこの一年間の歌小屋の2階で歌い続けてきた野辺剛正を知らないとなると「残念」としか言えません。

この「残念」という本当の意味を知っているのは野辺ただ一人だけでしょう。

残念な思いをさせた多くの愛すべく者たちに向けて作られたのがこのアルバム。

野辺剛正はもう一度、野辺剛正を生きる決心をした証です。


文:池 マサト 2011.09.14
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tick-tack / 野辺剛正


http://youtu.be/4CtuzeEuo6M


嶋﨑史香「tick-tack」ヴァイオリンで参加音譜

レコーディングをする前に、野辺剛正は自分のライヴで突然私をステージに呼んだ。

そして今回収録した「tick-tack」を合わせることになった。

しかし(この曲を録音することはこの時すでに決まっていたが)、その時はまだ頭の中でイメージしか作っていなかった私は思うように表現できなかったという結果に終わる。

「あの時録れていたらライヴ収録できたのに」と残念に思ったが、後日実際レコーディングする時が来て、真横で歌う彼のまなざしを見ていると、ライヴと同じくらいの熱さがあり、自然と野辺剛正の世界に入り込んでいくことが出来た。


野辺剛正が毎月劇場歌小屋の2階に来るようになって、いつのまにか私は彼のバックで演奏する自分の姿を想像できるようになっていた。

生粋の東京人で歌い方もしゃべり方も違い、劇場には全くいないどうみても異色の彼と、いつか音を合わせる日が来る、何故かそんな予感がしていた。

それは彼の熱い熱い、熱すぎるくらいの劇場でのステージを見ていればそう思ってしまっても不思議はないこと。

そして今回このアルバムに誘ってもらい、ついに音を合わせることが実現してうれしい。


今でも野辺剛正は私にとって異色の存在のままだが、私の予想をはるかに越える程、劇場歌小屋の2階に混ざり合っている。


文:嶋﨑史香 2011.09.21
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Answer / 野辺剛正


http://youtu.be/nEGJrM9ad4Y


矢野絢子「Answer」ピアノで参加音譜

自分が求めているもの、出会うべきものに出会う。

それがご縁なんだと、東京から毎月高知の劇場歌小屋の2階に通い歌う彼の姿を見て思った。


好奇心と野心、そして曇りの無い眼。

異文化を受け入れるにはこのみっつが欠かせない。

東京生まれ東京育ちの彼の(キラキラした)眼に、私たちの文化「歌小屋の2階」はどう映っているのだろう。


その答えは彼がここで創りあげたアルバムの中にあった。

高知生まれ、歌小屋育ちの私が知っている、「音楽」が、そのまままるごと入っていた。

偉そうに聴こえるかもしれないけど「ああ、わかる人には、ちゃんとわかるんだ」って思った。

やるね野辺ちゃん。


いくつになったって、何年経ったって、ちゃんと吸って吐いて、磨いてゆけば、求めているものと出会い、「じぶんのうた」と出会える。

野辺剛正と、このアルバム「合縁奇縁」がそんな希望を教えてくれました。


ありがとう。


文:矢野絢子 2011.09.15
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その。

劇場歌小屋の2階にて。

今月は。

明日と明後日たっぷり弾き語ります音譜

今日の夕刻の便で高知に向かいます飛行機

高知も寒くなっているのだろうか?




引き続き、祈りを。



じゃあ、またグッド!

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