岸信夫メールマガジン 政治経済ニュース 2008年7月号 | 岸 信夫 メールマガジンサイト

岸信夫メールマガジン 政治経済ニュース 2008年7月号

◇◇◇岸信夫より一言◇◇◇
 燃油高騰や食糧価格をはじめとする物価の上昇に緊急対策が求められています。15日には漁業者の全国一斉休漁も実施されました。
ガソリン価格の上昇により、代替の公共交通機関の整っている東京などの都市部では車の交通量が減っているようですが、自家用車に頼らざるを得ない地域に対しては公共交通の整備の促進が必要です。価格に対する補助ではなく、石油に頼らない社会構造に変えて行くことが何より地方に求められていると思います。
 さて、サミットが終って政治的関心は内閣改造と臨時国会の召集時期がいつになるのかに移っています。テロ特措法を抱えている以上早急に召集して、議論をスタートすべきと思います。
梅雨明けで一気に猛暑となった日本列島。体調管理には十分注意して夏を乗り切りましょう。


◇◇◇おいでませ山口便◇◇◇
 周南から2号線を西に進み防府に入ると広がる富海という地域が与えてくれる景色はたくさんの「和み」がある。眼下に広がる棚田と海岸線。
かつて富海宿と呼ばれ宿場が立ち並び、大名行列や商売人、旅人の休息の場として栄えた。また漁業のみならず飛船問屋も栄え、幕末の志士達の移動手段として利用したと言われている。現在、本陣跡や昔ながらの町並みも残っており、歴史を感じさせてくれる。
ちょうど海沿いの山陽本線が走ってきました。海の穏やかな表情がふと和やかな心のゆとりを与えてくれた。ぜひ、おいでませ!


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◇◇◇月例経済報告のコーナー◇◇◇
今月の内閣府の経済報告を基に、わかりやすい経済をお伝えします!

◎今月の基調判断
「景気回復は足踏み状態にあるが、このところ一部に弱い動きがみられる」

〔解説〕
 国内における企業の業況は非常に厳しいところが出てきており、特に原材料・原油・食糧の価格高騰から、多くの企業は価格転嫁が難しく、最終利益に結びつかないケースが多々あり、結果従業員給与にも繋がっていない状況が続く。
 一方で国外への設備投資(特にロシアやインドや新興国など)により増益してきているところも見られるが、東アジアの動向特に中国のオリンピック後の動向に不安感・期待感が高まっている。
  
主要な動きの判断
 (1)個人消費 節約志向の増加
 (2)生産・輸出面にも影響
 (3)中小企業の価格転嫁進まず
 (4)CPI上昇傾向
主要ポイント
 A.北京オリンピック 開催間近
 B.資源価格上昇
 C.WTO交渉 継続?
 D.低炭素社会への政策


<時代の見方>
 大阪府知事が示した予算案は当初の大幅削減案について議会に譲歩することになったが、人件費などの圧縮により、昨年度約1割減の一般会計予算が可決・成立した。新府知事の手腕について、賛否両論あるが、国民目線でのチャレンジには頭も下がる。地方分権の流れの中で地方自治体の役割は今後も大きくなってくるだろう。地方自治体も民間並みの機動性と効率性を求めるような動きもあるが、一方で採算ではなく、健康で文化的な最低限の生活を守る、安全安心の生活を守る義務も当然ついてくる。ある自治体では、財政負担の軽減策として、財政融資から民間金融機関からの融資に切り替えを行うことにより金利負担を大幅にカットしたケースもでてきているという。一瞬のマジックにより、財政が再建することはあり得ない。熟慮と議論が必要であろう。


※詳細に関しましては、内閣府のホームページをご参照ください。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2008/0714getsurei/main.pdf


◇◇◇最近の関心事◇◇◇
<フローズン>
 山口県においてもここのところ暑い日が続いており、暑さ対策は必須であるが、巷ではフローズンアイスが若者にとても流行っているらしい。
シェイクに似たもので、氷と果汁、ジュースなどをミキシングすることによりできる飲み物。幼少のころ、祭りの出店で食べるコーラフローズンをとても楽しみにしていた記憶がある。夏の果物の代表格は「西瓜」
よく考えてみると、フローズンに似ている気がする。西瓜が大好きな子供たちが多い。子供の心をつかむものは、単純明快にニーズに応えているケースが多い。氷っぽくもなく、アイスっぽくもなく、ジュースのように飲める。好奇心を駆り立てるものは人の心を擽るのか。


<AED>
 至るところに見られる様になってきた「AED(Automated External Defibrillator)」日本名「自動体外式除細動器」 高齢化が進むにつれ、心筋梗塞など心疾患が増加する傾向にあるため、救急隊が到着する前の緊急治療の一環として進めれている。2004年には、非医療従事者によるAEDの使用も認められ、病院搬送前の心肺蘇生法による対処で、救命率の向上に貢献していると言われる。現在は学校、役場、スポーツジムなど多くの場所で設置作業が進んでいる。このような設備がある事
を理解して、万が一のケースに対応できるように心掛けたい。


山口県「命をつなぐAED(自動体外式除細動器)について」
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a151001/aed/20080417001.html