朝鮮通信使任命式(ソウルにて) | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

朝鮮通信使任命式(ソウルにて)

7時より国防関係の専門家、国会議員、日系企業駐在員等と会合が続く。


午後2時よりソウル市内の昌慶宮の明政殿前で三使任命式が、宮中の儀礼にのっとって荘厳に執り行われた。

   勇壮な太鼓で式典の幕開け
 議連メンバーとして紹介を受ける

 河村建夫議連会長の挨拶

 

任命式の様子


 

王様と記念撮影

通信とは「信義を交換する」という意味で、朝鮮通信使は1607年から1811年までの200年間、12回にわたって朝鮮から日本に派遣され両国の関係構築につとめた。朝鮮国王の国書を携えた三使(正使、副使、従事官)を含め総勢500人に上る使節団は漢陽を出発し、プサンから大阪まで海路、その先江戸までを陸路で移動し、各藩では財政が揺らぐほどのもてなしをしたと言われている。

今年の正使はハンナラ党国会議員で朝鮮通信し国会議員連盟幹事の朴珍氏が任命式から仁寺洞の行列まで堂々と演じられた。

 

繁華街を行列

 行進中の通信使(朴珍議員)と

 松村対馬市長と

 行進中一休みして柚子茶を頂いた

5月4-5日にはプサンで行列が行なわれる他、日本でも各地で行事が組まれており、今年8月25-26日には下関でも馬関祭りにあわせて関連行事が予定されている。山口県では下関や上関などゆかりの地が多い。

日韓関係がギクシャクしているときだが、文禄慶長の役が終わって10年も経ずして交流を再開した当時の両国の智恵に学ぶべきところも大である。


夕刻、関係者との懇親会冒頭だけ参加し、美味しそうな韓国料理に後ろ髪を引かれながら慌しく金浦空港から帰路についた。月曜からの国会、委員会に備えなければならず、今回は一度も韓国料理を食べず仕舞。次回はゆっくり訪問したい。