ノアと小さな原っぱで歌おう

ノアと小さな原っぱで歌おう

シンガーノアの日々のできごと&スケジュール


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壊れて半開きのドアがあったことに気づかず、
足の小指をぶつけ、そればかりか、そのドアの隙間に
指が入ってしまいました。

痛くてうずくまりました。

頑張りましたが、とても歩けなくなって
タクシーを使いました。

次の日、その巨峰のように変色した指を、幼稚園児に踏まれました。

その次の日、その指を、穴の開いたゴミ袋から落ちた
ワインボトルが直撃しましました。

そして数日経ち、まだ靴がはけない足を引きずって
坂の多い台東区の仕事場にやっとこさ行ったところ、

今日の仕事はキャンセルだとさ。


帰宅途中に、寒気がして熱まで出ました。
先日の歌謡ショーの終了後、お客様とお話をしました。
その男性二人は船乗りさんでした。

その日のプログラムは、北海道から沖縄まで、
日本のご当地ソングと呼ばれるものを集めて歌ったので、
船乗りさんと各地の思い出話に花が咲きました。

そして、私の生まれ故郷である、静岡県清水、
清水港の話になりました。

私の家は、清水港に近い繁華街の中にあったので、
当然、船乗りさんはその辺りを訪れていました。

「お茶屋に世話になってさ、○○さんっていう…」

「えー、それって、ウチのお向かいさんよ~」

と、盛り上がりました。

代々木のマクドナルドで朝マック注文しようと思って、

「これね」

と言ってメニューを指さしたら、
店員さんが急に英語になりました。

Why?

思い出したことあります。
上京したての時、新聞の勧誘が来て、

「要らない」

と一言言ったら「何だ、外人か」と言って立ち去りました。

日本語のおぼつかない外国人と間違われているのですね。
このワザを極めたいと思っています。




最近、引っ越しをしました。

阿佐ヶ谷から荻窪へ、一駅、西に移動しただけですが、
衣食住すべてが便利になりました。

駅から家までの一直線で、すべてが揃います。

ひとつ悲しいのが、引っ越す直前まで確かにあった
100円ローソンが、引っ越して来たら消えていました。


今度のお家には、地下音楽スタジオと私が勝手に呼んでる、
自慢の、<特大床下収納庫>がついてます。

扉を閉めてしまえば、そこで歌も歌え、ピアノも弾ける。
夏はひんやり、冬もひんやり。

ところが私は閉所恐怖症。
もしも…内側から扉が開かなくなったら…ああ恐ろしい!

「ロフトは、はしご踏み外しそうでダメだな」と言ったら、
「地下だってはしご使うでしょ」と言われました。

その通りです。
ヨガのインストラクターさんとコラボし、
歌にヨガの動きをつけてみました。

我ながら、すばらしい試みだと、自画自賛しています。

会場にいらした小さなお子さんからご年配の方、
そして、スタッフの方々までもが、
インストラクターの動きをまねて、体を動かしました。

体を動かすだけではありません。
声も出すんだから、みなさん、体がポカポカになりました。

小さなお子さんが、飛び入りで前に出てきて演じる
ハプニングがありました。

歌のリクエストもあり、自然とみなさんも歌い出し、
会場全体で合唱になりました。

素敵な一日になった日は、気持ちの良い疲れが残りました。

11月のイベントはどれも賑やかでした。

歌謡ショーでは漫才コンビ『青空一風・千風』さん、
訪問コンサート1では漫談家『風呂わく三』さん、
訪問コンサート2では『楽脳体操』のみなさんと、

それぞれコラボがありました。

どれもおしゃべりと笑いと歌で、楽しいのはそりゃもう当たり前、
また新しい何かを見つけた<鐘>が鳴りました。

去年お世話になった団体から、今年もお声がかかり、
敬老の日に、歌ってまいりました。

最高齢者のおばあちゃまは100歳でした。
素敵です!

人生の先輩方に、ご丁寧にお手紙をいただき、
本当にありがたく感じます。

舞い上がってしまいそうな嬉しいお言葉がありました。
大切にしまっておきます。

ひとつ残念なのが、
私の名前が「ノーアさん」となっていたことです。

名前は対して重要じゃないから、いいんです。
「ノロ」とか「ノラ」とすでに色々言われてます。

そういう抜け感が、割と好きです。

そういえば先日、「江頭、何分だっけ?」
「2時はあってるよね?」という会話がありました。

6人だれも答えられず。

ドカンと天井から何か重いものが落ちた音。

明け方、異変に気付きびっくりして跳ね起きました。
心臓がバクバクして、このまま死んでしまうかも?
と危機感がありました。

直前まで何かの夢を見ていましたが、
そんなことは一瞬にして忘れました。

そして「何コレ~!」と言い捨てました。

洋服をかけてあったつっぱり棒が外れ、
洋服の半分はピアノに、もう半分は床に落ちました。

速い鼓動が元に戻りません。
このまま死んでしまったら、変死?
ニュースでどう扱われるのでしょうか?

そう考えながら、二度寝しました。

つっぱり棒は、一生つっぱりを貫いてください。
ノアという名前は、聖書の『ノアの方舟』からお借りしている
名前なんですが、ノアの方舟といえば、大洪水。

水が私に向かって、あっちこっちから飛んでくるんです。

一昨日の歌謡ショー。
移動中に乗ったマイクロバスの天井から水が降ってきました。

昨日の歯医者さん。
うがい用のシューって出てくる水、あれがスプリンクラーの用に
プアッーって出ました。

先月のビルのトイレ。
洗面所の鏡の所にいたら、後ろの誰も使っていない個室の
シャワートイレのノズルが勝手に作動し、ピューンって
3mも水が飛んできました。

いずれも、どうってことないんですが、困ったのは、
おもらししたみたいな見栄えになってしまったことです。

周りが「厄年?」って言いましたが、
いいえ、ノアだからです。
近所のネコ、がーこちゃんとは毎日挨拶を交わします。
こちらから声をかける時もあれば、あちらからの時も。

がーこちゃんが俊足で走り抜ける時は、
狩りの時間のようですので、ほっときますが、
急ぎ足で移動している時は、何の用事があるのでしょう?

先日、急ぎ足で横切ったので、

「どした、がーこちゃん」

と声をかけると、

「にゃあ!」

と足は止めずに、顔だけこちらに向けて
ぶっきらぼうに答え、通り過ぎました。

まるで繁忙時のスーパーの、キャパのない従業員のようです。
あとにして、と聞こえました、