石垣島から帰宅後もしばらくバタバタしており、なかなか飼育環境を整える時間が無かった
とりあえず採集してからの10日間の間は小さなタッパーにクワガタ用のマットを適当に詰めて、ワインセラーにて20度前後の環境に置いておいた
タッパーには同じく石垣島で採集してきたヨツバコガネの幼虫を2匹入れておいたが、跡形もなく消えていた
少し大きい百均のプラ容器を用意したので、ここにクワガタ用のマットを固く詰めたもので飼育しようと思う
温度は同じく20℃前後で管理する
ネットで本種の飼育について調べても情報は少なく、唯一見つけた文献によると全長30〜35mmほどの幼虫を採集してから羽化まで4年もかかったそうだ
こいつが成虫になるのはいつになるだろうか…
また、餌の頻度もよくわからない
とりあえずこの10日でヨツバコガネの幼虫を2匹食べたのだが、肉食系で成虫になるまで数年もかかる虫がこのペースで餌を取り続けるとも思えないし、野外で常に餌にありつけているとも思えないが、どうだろう?
温度を上げて餌をあげ続ければ早く羽化するだろうか?
逆に餌の与えすぎで死んでしまうこともあり得そうなので悩む…
とりあえず餌としてはヨツバコガネの幼虫がまだいるのでそれをしばらく与えるのと、増えすぎて少し困っていたクワガタ類の幼虫を適当に与えていこうと思う
2022.12.26
餌食うところ見れないかなと思って目の前にヨツバコガネの幼虫を置いたらすぐに食いついた
もしかして結構食うのかコイツ?
餌足りるかな?絶食には強いようだが…
2023.05.01
だいぶ間が空いてしまったが、しっかり飼育続けてます
22℃前後の環境で飼育し、体長は57〜58mm位まで成長した
前回更新時より5mmほど成長しており、写真を見比べると全体的に膨れている感じが分かる
3月頃まではストックしていたヨツバコガネの幼虫を週に1匹くらいのペースで計10匹ほど与えた
その後エサとして使える幼虫は居なくなり、1ヶ月以上餌をやらず放置状態となった(前回増えすぎたクワガタの幼虫も餌にすると書いたが、諸事情により全滅した)
最近ハチジョウコクワの蛹化が始まったので試しに小さい♂の蛹を与えてみたが、あまり反応は良くなかった
多少は食べたようだが、サイズが大きすぎたのだろうか
飼育記録によると蛹化前の体長は60mm前後であったそうだが、野外での発生時期が6〜7月頃と考えるとこいつも今年には羽化するだろうか?
とりあえず餌がもう少なくなってきたので、カミキリやクワガタなどの幼虫を調達してこないといけな
い…
2023.05.11
サキシマヒラタ♀の前蛹を入れてみて3日ほど経ったが、食べにくる気配がない、獲物としては大きすぎたか?
しばらく餌は食べないのだろうのか?それとも時期的に蛹化を迎えるのだろうか?
2023.05.25
サキシマヒラタは食べられることもなくそのまま蛹になった
ヨツモンオオアオコメツキの方は相変わらず容器の底の方でじっとしている
表面に出てきた形跡もない
やはり蛹化に向かっているのか?
見た感じ蛹室っぽい形でははないのだが
2023.06.03
全然動かないので思い切って掘り出してみた
なんと脱皮をしていた!
蛹化ではなく脱皮だったとは…この時期の脱皮ということは、羽化は今年ではなく来年か
しかし脱皮したとはいえ、全然大きくなっていない
頭の脱皮殻と見比べるとよく分かる
普段クワガタ飼育をしている身からすると拍子抜けだ
体長は脱皮前とほぼ変わらず58〜59mmほど
一方で体幅は8〜9mmほどと、多少は太くなった様子
サキシマヒラタの蛹を前に一目散に潜っていってしまった
身体は充分固まってそうだが、まだ餌は食わないのだろうか
2024.01.14
半年以上更新していなかったが、まだまだ元気に幼虫をやってます
この半年でクワガタの2齢幼虫を10〜15匹程度+カミキリ幼虫1匹を与えたと思う
多少横幅は膨れた感じがするが、体長は大して伸びていない
デュビアとか入れたら食べるかな?
2024.03.23
この期間はデュビアの幼虫、河川敷で採ってきたウスバカミキリの幼虫、ゴミダマの幼虫などを与えていた
最近アカアシクワガタが蛹になったので入れてみたが食べていないようだ、また昨年と同様に脱皮の前兆だろうか?
今年も脱皮して終わるのか、蛹になるのかどちらだろうか?
心なしか縮んで横に太くなった印象もあるため、後者だと思いたい