ベンチャー企業、スタートアップ企業が上場準備(IPO)が視野に入ってくると、事業計画書の必要性が高まってきます。
しかし、それまで「ほぼ事業計画書が無かった状態」や「計画はあっても、だれも振り返らない状態」と言うことも多いです。
その時に、急に「完璧な事業計画書を作ろう」とすると失敗しやすいです。
「あまりに形に拘りすぎて現実離れして行動に移せない」とか「細かすぎて、従業員が反発する」とは「目標数値だらけすぎて、何を目指していけば良いか分からない」等が出てきてしまうのです
その場合、2~3年かけて事業計画書の質を上げて行くほうが良いです。
1年目で作成した事業計画書を使って1年間、会議等でPDCAを回していくと「計画の質が低いと分析・説明できない」「単なる結果だけでは評価されず、計画に基づいた行動の重要性に気付く」などが出てきます。
そうすることによって、各部門長が2年目の計画作成時には、真剣に取り組みます。
そして、3年目には作成も慣れてくるので、質がどんどん上がって行くことになります。
これをして行かないと、いつまで経っても「形だけの事業計画書」になってしまうのです。
そして、上場できなかったり、上場したとしても環境の変化に対応できず業績が悪化してしまうのです。
そうならないためにも、事業計画書をしっかりと運用し、質を上げていくことは大切なのです。
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