今年は、ビッグモーター問題、ジャニーズ問題、日大の薬物事件の隠蔽問題など、大規模な組織でありながら、ガバナンス(統治)が効かないことによって問題が起きたケースが多くありました。

この3組織は、上場しておらず、上場企業のコーポレートガバナンス強化の流れとは別のところにあるからだとも言えます。

では、上場企業のすべてがガバナンスが効いているかと言うと「そうではないのでは?」とは思います。

つまり、企業(組織)の課題、問題であるので、上場しているかどうかだけが論点ではないのです。

組織が成長して行く過程で、それが継続していける組織かどうかがポイントになります。

企業(組織)は一時的に成長すれば良いわけではなく、長期的に成長もしくは存続して行く事が求められます。

課題、問題を無理に握りつぶしても、それを解決しない限りは、いずれ歪となって噴出します。

上記の3組織は、一時的には課題、問題を回避したように見えても、結局、今年になって表面化した例です。そして、レベルの違いはあれど、存続の危機を迎えています。

企業の場合であれば、上場準備や業務改善に取り組む際に、根本的に改善に取り組むべきです。

そうしないと、企業が長期に存続して行く事はできないのです。

 

 

 

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