毎年、6月末になると上場企業の株主総会の集中日があります。
今年(2023年)は6月29日で、約26%の企業がこの日に開催となります。
以前は、総会屋対策などとして集中させる傾向がありましたが、今は、株主が参加しやすいように分散傾向にあります。
また、3月決算なので、それから3か月以内ということで、6月末に集中します。
これは、今後、監査法人の監査を受ける企業(上場準備企業)としては考える必要があります。
今では、監査難民という言葉があるように、監査法人が新規の監査を受け付けるのを避ける傾向があります。
業務量が多く捌ききれないという意味では、期末の監査を受ける時期をずらすのは、監査法人を探す際にもプラスになる可能性があるのです。
もちろん、それだけのために決算日を変えるわけではないと思いますが、一つの要因とはなります。
※経営に関する無料メール相談を受け付けております。 お気軽にどうぞ! 相談窓口は「ここ」をクリック! ★相談窓口★