私は、人一倍「自己肯定感」が強い。
ちょっとした事で、自己嫌悪に陥る事があっても、
すぐに立ち直れる方だ。
自分がやってきた事に対しては、大体肯定出来る。
もちろん失敗もあるのだけど、
失敗した時は、それなりの理由があったから仕方ないし・・と、
開き直る事が出来る。
そして、やたらと自分で自分を褒める。
「私、すご~い!!」
「天才的!なんて凄いの!」
「よくやった!よく頑張った!偉いぞ私!!」
日常の些細な事であっても自分を褒める姿は、
家族にとっては、うっとおしがられているのかもしれないが、
気にせず、褒めまくるヽ(゚◇゚ )ノワタシスゴ~イ!
褒める事が溜まってくると、ご褒美をあげたくなる。
コンビニの大福とかを買って食べるだけ、ではあるがσ(^_^;)
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先日、友人と話していて、この自己肯定感の強い所が、
病気から回復する時にプラスに働いたのではないかという
指摘をもらった。
なるほど~。確かにそうかも~('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
そして、この性格が出来たのはどこだったのか、考えてみた。
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私は、田舎にある本家の長女。
妹と両親、祖父母の六人家族で育った。
私の両親は共働きのサラリーマンで、祖父母は畑仕事が忙しかった。
大みそかの夜でも帰りが遅い母(地方の銀行員だったので)に、
私は、なにかねだるとか出来ない子どもだった。
お友達のお母さんは、ほとんど専業主婦の時代。
手作りの洋服や、うちでは出て来ないような料理とか作る
他人の母の事を、ちょっぴり羨ましく思っていた。
日中は、祖母に育てられた。
大正生まれの祖母は、とっても厳しい人で、
子ども心にはその厳しさが嫌で辛く思っていた。
今考えれば、その厳しさがあったから、
私はブレずに成長できたのだと思うのだが。
大人になってからは、その祖母がとてもとても好きになり
今はもう亡き人ではあるが、いまだに夢に出てきたりしている。
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とにかく!
仕事に忙しい母と、厳しい祖母に育てられた私は、
自分の空想の世界に入っている事が
多かったのかもしれない。
裕福な家ではなかったし、
欲しいものが簡単に手に入る訳でもないので、
なんでも工夫したり考えたりしていた。
お菓子の本とかを眺めても、
食べたいものは自分で作るしかなかった。
なので、小学生高学年の頃にはひとりだけで、
クッキーやシュークリーム等を作るようになり、
チャーハンなど簡単ではあるが家族の食事も作るようになった。
高校生でお弁当が始まると、
自分のお弁当はもちろん、母親のお弁当まで作った。
マスコット人形や、自分が着る為のスカート等もよく作った。
今考えると、よくやってきたな~と思う。
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この子ども時代、一番良かった事はよく褒められた事だ。
なにか大きな賞や級をとったりした訳ではないが、
我が家の住人は皆、ここぞという時に褒めてくれていた。
普段は忙しい母や厳しい祖母も、
私が作った料理やら作品やらを、本気で褒める。
ワザと褒めていたのかもしれないが、
子ども心には、私って凄いんだ!褒められて嬉しい!!という
気持が積み上がっていった。
そうやって、「自己肯定感」の強い私が出来あがった。
(のだと思う。)
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この世で一番強いのは、
「変化に対応出来る者」だと言われているけど、
「変化に対応出来て、自己肯定感が強い者」だと思う。
たとえ、どんな事が起こっても、
絶対に諦めず、なんとかしていこうと工夫する。
自分を悲観しても何も変わらない。
私は、どんな試練がやってきても、
いつでもなんでも乗り越える事が出来る気がする。
これからも、きっと!ずっと!!!
このような性格に育ててくれた「褒める事」を、
他の人にもおすそ分けしなくては・・・と思う、今日この頃である。