69:リハビリ卒業と復習 | 脳幹出血患者☆松田のんが100%の日常を取り戻すまで

脳幹出血患者☆松田のんが100%の日常を取り戻すまで

焦点が合わない…歩く事も出来ない…箸もペンも使えない…
…42歳の主婦を突然襲った「脳幹出血」…
発病から12年が過ぎ、13年目の闘病生活へ突入。
穏やかで充実した毎日を過ごしています。
生きている事に感謝!人生は楽しまなくっちゃ!!

2012年 年末


12月末に、リハビリの通院を卒業した。


本当は、もう少し早く、卒業してもよかったのだけど、

自分自身に不安があり、月に2回の頻度で通った病院。


入院していたリハビリ病院のスタッフは皆、

とてもフレンドリーで、

PT(理学療法士)のリハビリを受ける事だけでなく、

いろいろな人に会って話せる事も、本当に楽しみだった。


でも、それもついに終わり。

嬉しいような寂しいような・・・。゚(T^T)゚。


最後に、PTに言われた事は、

これからもずっと「目のリハビリを続ける」事。


手足の痺れや感覚障害は、慣れてくるものかもしれないが、

目の動きは、自主トレが大事と思う。


私が行っている目の自主トレは、

お風呂の中でやると決めているのだけど、


◎顔を固定したまま、

 左右の物(蛇口やシャンプーなど)を交互に見る。

 同じく、上下、手前と奥、近い所と遠い所など・・・。

◎指を左右に動かして、それを目で追う。

◎一点を見ながら、顔を左右に振る。


以上、8種類×20回。


あれから半年経った今も、毎日続けているが、

目の障害に関しては、だいぶ良くなったと実感している。


PTのHさん、本当にありがとう!

そして、病院の皆さん、たくさんお世話になりました。


私は、この病院で、いろいろな事に気が付きました。

心の底から、感謝・感謝です(^∇^)



。。。。。。。。。。。。。。。。。


私が入院していた頃、

我が家の次男(当時中2)は、腰が痛いと言っていた。


外人と子どもには腰はない!と思っていたし、

私自身、それどころではなかったので、

ずっとほっておかれていたが、

数ヶ月経っても、たまに言うので、

ようやく一緒に整形外科を受診した。


すると、ビックリ!

腰椎にヒビが3か所も・・・( ̄Д ̄;;


病名は「腰椎分離症」


スポーツをやっている中学生とかに多いらしい。


でも、うちの次男はスポーツ系の部活じゃないし

なんでこんな事になったのか・・・?


ボーイスカウト活動での重い荷物からか?

大好きな釣り生活からか?


とにかく、無茶が多い生活

(日常で木に登ったりする・・中2なのに)の上、

私達に心配かけまいとして、

あまり言わなかったのがいけなかったのか・・。


3か所あるヒビのうち、

1か所はだいぶ前になっていたらしく、

それが自然治癒で治りかけていたところだった。


おそらく疲労骨折


治療法は、コルセットを作って巻き、

半年ぐらい運動制限とリハビリ


なんと、次男のリハビリが始まる事になった!


・・・私は、リハビリを卒業したのに・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。


自宅よりちょっと離れた病院でのリハビリで、

次男がひとりで通える事も出来たのだけど、

なんだかおもしろくって、一緒に通った。


その整形外科のPTが、次男に施すリハは、

私が受けていたリハと、重なる事が多い。


あ、同じ!と気がつくと、

今のはどこを良くするためのリハビリですか?

すかさず聞く。


理由を聞いて、

ああ、なるほど、自分もこうだったんだな~と再認識する。


なんだか、復習しているみたい。


私がリハビリを始めた頃は、

理由なんてよく分からなかった事も多かったが、

こうやって復習していると、

リハビリのありがたみや凄さを、再び実感出来る。


薬も使わずに身体を治すリハビリ。


やっぱりそれは、凄い治療法なんだな~と思った。