体を温める飲み物・冷やす飲み物 | 世田谷区北沢一丁目・整体院長の健康日誌(旧・冷え性改善教室)

世田谷区北沢一丁目・整体院長の健康日誌(旧・冷え性改善教室)

旧タイトル『冷え性改善教室』。東京都世田谷区北沢一丁目にある整体院 『快バランス整体院』 院長・渡辺勲のブログ。腰痛、肩こり、骨盤調整、偏頭痛から冷え性まで、様々な症状を改善する整体と、整体院での日々の出来ごとを綴ります!


冷え性改善教室へようこそ!


整体師の渡辺です。





ビールのおいしい季節になりました!


実は私、 『ビール大好き』 なんです。というよりも、お酒はビールし

か飲みません。


(最近は、節約のためもっぱら “発泡酒” なんですが…)


でも、ビールは体を冷やしますからね。飲み過ぎは、ダメです!


1日・350ml缶、1本でやめてますよ。


冷え性改善を説くものとしては、節制、節制です…。





というわけで、今回は…


『体を温める飲み物・体を冷やす飲み物』


というテーマでお話をしてみたいと思います。


冷え性を気にして、基本的に温かいものを飲んでいる…という方は多

いかと思います。


でも、飲み物にもいろいろな性質があります。


『温かい飲み物でも体を冷やすもの』


というのもあるんですね。これは知っておいた方がいいと思います。





まず原則的なことがあります。食品などにもあてはまりますが…。


『暑い地域でとれたものには、体を冷やすものが多い』


『寒い地域でとれたものには、体を温めるものが多い』



という、原料の産地による特性というものがあります。さらに…



『色のうすいものや、白いものには体を冷やすものが多い』


『色の濃いものには、体を温めるものが多い』


という、飲み物自体の色による特性というのもあるんですね。





このあたりから、代表的な飲みものを見てみましょう。


まずはお茶です。日本茶系統で言えば…


『緑茶は冷やす飲み物で、ほうじ茶は温める飲み物』


ということになります。色的にいってもそうなのですが、緑茶とほうじ

茶は、同じ茶葉からできています。


ここには、もうひとつの要素が加わっていて…


『発酵させたものは、体を温める』


ということです。同じ茶葉からできていても、発酵させていない緑茶

は冷やす傾向、発酵させているほうじ茶は温める傾向なんですね。





次に、これもよく比較されるコーヒーと紅茶では…


『コーヒーは冷やす飲み物で、紅茶は温める飲み物』


ということになります。ただ、ここではちょっと疑問がないですか?


両方とも色は濃い飲み物です。さらに、どちらも暑い地方でとれるも

のが、圧倒的に多いですよね。


コーヒーについては、利尿作用があるので、尿が体外に排出されると

きに熱を奪うから…という説もあります。


でも、紅茶にも利尿作用はあります。どうなんだろう…。





この点について、私はこう考えています。


『コーヒー豆は、暑い地域でとれるので、単純に冷やす飲み物』


『紅茶葉は、暑い地域でとれるが、茶葉を発酵させるという手間が加

わっているので、温める飲み物』


さっきの、緑茶とほうじ茶の関係性と同じ理屈だと思っています。


さらに、最近ではコーヒーは冷やさない…という説もあるようですが、

現状では、冷やす飲み物という考え方が一般的です。





とりあえず 『緑茶と、ほうじ茶』 『コーヒーと、紅茶』 というお話をしま

したが、この話をすると…


『じゃあ、緑茶とコーヒーは飲まない方がいいんですね!』


という話が必ず出てきます。そのあたりは誤解しないでくださいね。


冷やす、温めるというのは、あくまでも傾向性のお話です。


『冷やす=熱をとる』 ということですから、それが必要な場合もある

わけです。


さらに、ここではあくまでも冷え性の方にとって…というお話をしていま

すから、冷え性の方にとっては飲み過ぎはよくないというお話です。


ここでのお話は、体を冷やさないということを考えたときに…


『飲み物の性質を知って、上手にそれを摂りましょう』


ということなので、そのあたりは誤解のないようにお願いします。





最後に、体を温める飲み物と、体を冷やす飲み物の代表的なものを

お酒類も含めてあげておきたいと思います。


飲みすぎないように、参考にしてみてくださいね!




【体を温める飲み物】


・ほうじ茶


・紅茶


・プーアール茶


・ウーロン茶


・黒豆茶

 

・赤ワイン


・日本酒


・紹興酒





【体を冷やす飲み物】


・コーヒー


・緑茶


・牛乳


・豆乳


・ジュース


・清涼飲料水


・ビール


・白ワイン


・ウィスキー(水割り)


・焼酎




以上です。代表的なもののみですが、参考にしてみてください。


それでは、また明日!