想い | 上加納ひよっこ新規農家ブログ

上加納ひよっこ新規農家ブログ

上加納地区で、およそ40年ぶりに誕生した新規農家が綴るブログです。中学生の頃に農家に憧れを抱き20年近くかかりましたが、2016年、ついに専業農家としてスタートしました。
スイートピー、日向夏、早期水稲を栽培しています。
よろしくお願いします。

スイートピーの開花が、日に日に進んでいます。

僕が好きな品種「紅式部」も咲き始めてきました。

めっちゃ綺麗なんです。

DSC_0413.JPG

 

ところで先日、新規就農者と、農政アドバイザーに任命されているベテラン農家さんとの交流会(飲み会)が、

市役所企画で開催されました。

先月は花卉部会の総会(飲み会)に出席しましたが、こういうのには、できるだけ積極的に参加していきたいと

思っています(^^♪

まぁ、飲み会が好きなんで(笑)

 

そんな色々な飲み会の中で、

新規就農で花を始める人は、ほぼ前例がないらしく(後継者でなくて)、

とある関係機関の中では、新規の中では僕が一番心配されていたらしいです( ;∀;)

真っ先に赤字になるだろうと。。

と、面と向かって言われましたが、笑い話にできる結果を残せた前作(一年目)で良かったですが、

ほんとに大変な感じだったかもしれないのが農業なんで、やはり不安は心のどこかにはあります。

 

農政アドバイザーの、ある方が言われた言葉が、頭から離れません。

「農業は天候、自然と深く付き合うため、いい年があれば、悪い年もあります。

たまたま、一年目が良い結果が出せたとしても、『あぁ、これくらい収入があれば、この設備、機械も買えるな』

と、大きな出費はしない方がいいと思います。

なぜなら、次の年に、最悪な年がくるかもしれません。それが農業です」

 

だいぶ文章はいじりましたが、このような内容です。

農家さんの中には、竜巻で2つのハウスが全壊した方もいらっしゃいます。

本当に、何が起こるか分かりません。

 

心に響いた。

 

僕が、農家という方々のすごいなと思うところは、みんなが助け合っているところです。

ハウスが全壊した中で、こういう話を新規就農者に聞かせるために足を運んで下さる。

 

これまで、農業大学校に在籍していた時から、

たくさん、農家さんと交流してきました。

みんな、僕に刺激をくれました。

 

 

いつか、僕も新規就農者に対して、少しでも道を拓けることができたらなと。