No.273 交通博物館 | NPO法人NMA

No.273 交通博物館

浅川@NMAです。


今日は趣向を変えて、交通博物館 の話を書きます。交通博物館 は2006年春頃に閉館します。そして2007年の秋に、さいたま市へ移転して鉄道博物館として生まれ変わります。


私にとって交通博物館 といえば、小学校の社会科見学で訪れたのが最初です。数年前、大人になってから訪れる機会がありました。その時はまた子供の頃とは違う印象を持ちました。小さい頃から歴史が好きだったのですが、大人になってわかる文化に触れる事ができたと感じました。


鉄道や船や飛行機も交通ですから、交通安全に繋がるものです。しかし、私たちがそれらを運転する事は無く、プロの方の操縦に身を委ねていますね。


自動車やオートバイは、その点で自らが操縦するというケースが多く、より身近な交通手段です。私たちNMAは、交通事故軽減活動が主です。したがって、私たちが普段使用する自動車やオートバイ、それから自転車がその対象と考えています。


交通博物館 にも、自動車やオートバイの部門があります。それらの歴史をみることができます。直接、日常生活での安全には繋がりませんが、時としてこういう文化に触れる事は、交通社会に生きる者としてあって良い事のような気がします。


私は乗り物が好きなので、歴史的文化に対して興味があります。乗り物の歴史は、人類の歴史といっても過言ではないくらい、密接していると考えています。古代の時代から現代まで、形やその他の違いはあれ、人間のパートナーとして存在してきた事実。


これからの乗り物は、エコ化が加速すると考えています。自動車もオートバイも急激に様変わりするのではと思います。そうなった時、NMAとしてはまた考える事が増えそうです。時代とマッチしたスタイルでの活動をしていきたいと考えています。


さて、現在の交通博物館 は、秋葉原や神田といったロケーションでも、来場者は多くないようです。さいたま市へと移動するタイミングで、鉄道に特化した博物館となるのであれば、移動の前にもう一度行っておこうと思います。古き良き博物館を、小さい頃の思い出をトレースしながら。



NPO法人NMA ~No More Accident ~