違った角度で見てみよう! | NLPを勉強したい人のためのブログ

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10年程前、僕は今より15㎏くらい太っていました。(*_*)
それが嫌で「痩せたいなあ~」と思いながら、全く痩せませんでした。。

思い返すと、当時僕はよく飲みに出かけていました。
福岡に天神という街がありますが、夕方になると天神から博多中州の繁華街の一帯は、一杯飲みに出掛けるサラリーマンで賑わいます。

職場の先輩と一緒にスナックへ入ると、店の女性がニコニコ接客してくれます。太り気味だった僕は酒のさかなになるのが嫌でしたが、女性は「貫禄があっていいよ」「男は少しくらい太っていないと頼りがいがないよ」と言ってくれます。不思議と全く悪い気がしませんでした。(^-^)/

僕は太り気味の身体を気にしている。
でも、店の女性は「太っている」ことを「貫禄がある」「頼れそう」と言ってくれる。

同じ身体をみて、出てくる言葉は違う言葉です。
言葉の使い方一つで人を前向きにすることもできるし、暗い気持ちにすることもできます。


「仕事が遅いから・・」と落ち込んでいる人には「完璧にやりたいんだね」と言うことができます。

「なんとなくやる気が起こらなくて・・」と言う人には「少し充電が必要ということだよ」と言ってあげることもできます。

「俺は優柔不断らしいから・・」と言う人には「何でも慎重に決めてるってことだよ」とアドバイスできるでしょう。

私たちは自分のフィルターで物事を捉えています。NLPでは、この独自の視点を「フレーム」といっています。そしてこのフレームで捉えた事象を違った角度から捉え直すことを 「リフレーミング」 と呼んでいます。

太った人に向かって「太ってるね」という場面も必要かも知れません。
それはそれとして、見方を変えた言葉を掛けて相手の目を違う角度に向けてあげる場面もまた必要だろうと思います。
その人のいい部分に目を向けることができると、対人関係も大きく変わってきますね。(^O^)/