40代、ゼロからはじめて
リンパセラピストで独立
自宅サロン開業 180日プログラム
お客様の身体の不調はさまざまです。
お客様が
「肩が痛い」
と言えば、
セラピストの意識は
お客様の肩にいきます。
肩にはコリがあり、
「ああ、これが原因」
そして、
お客様の肩のコリを
集中的にケアしようとします。
しかし、
肩のコリに意識を集中し過ぎるのは
けして改善の早道とは言えません。
もちろん、
筋肉のコリをほぐすことは大切ですが、
そこを集中的にほぐそうとしても
ほぐれるものではありません。
筋肉のコリをほぐすには
筋肉の起始停止に注目する
部分的な筋肉のコリに着目するのではなく
もっと広い範囲(パノラマ)で観ていきましょう。
そのコリはどの筋肉なのかな?
その筋肉の走行は?
その筋肉の起始停止は?
筋肉のコリをほぐす前に
筋肉の起始停止部分をやわらげることで
その筋肉はほぐれやすくなります。
筋肉のコリに着目するのは
その後でよいのです。
(本当はコリに注目する必要はない)
肩が痛いと言われて
肩にコリがあったら
首の状態も確認します。
腕の状態も確認します。
背中の状態も確認します。
そして、
肩のコリに影響を及ぼしている筋肉は
すべてほぐしていきます。
パノラマで観るということは
お客様の身体全体を観るということ
肩こりの原因が何なのか?
一番の原因は
身体の歪み
日常生活の身体のクセです。
✧脚を組むクセ
✧かばんを同じ肩にかけるクセ
✧下を向くクセ
✧頬杖をつくクセ
✧猫背
✧片方の足に重心をかけるクセ
その他にも人には
ついやってしまうクセがあります。
そのクセにより、
筋肉の疲労度が
身体の左右で変わってしまい
バランスが崩れてしまうのです。
ということは、
どんな不調のお客様でも
セラピストは
そのお客様の身体全体を観る
それが必須なのです。
本来であれば、
全身を触り身体のバランスを調整していくことが大切なのですが、
時間的に全身を触ることが無理な場合もあります。
その場合は、
不調のある筋肉と拮抗関係にある筋肉をチェック
左右の筋肉のバランスをチェック