佐々木名取市長のマッカーサー発言の引用は大筋で正しいー日本会議事業センター・メールより | 日本会議長崎のブログ

日本会議長崎のブログ

防人の地、長崎から誇りある国づくりを!

今朝のマスメディアの報道で最も注目したのは、戦艦「武蔵」の船体発見か、というニュースでした。


何と言っても、「武蔵」は、三菱の長崎造船所で建造された巨大戦艦です。


その時の苦労話など興味深いエピソードは吉村昭の「戦艦武蔵」などに描かれていますが、長崎人には、その悲劇的な最期も相俟って、深い感慨をもって記憶に刻まれている船なのです。


このニュースについては、続報を待ちたいと思っています。


さて、さきの戦争に関連して、標記のメール内容を紹介いたします。


大東亜戦争に対する歴史認識について、日本占領の最高司令官となって、朝鮮戦争などで、日本が置かれた立場に期せずして立って、アジアに相対し、共産主義の脅威に直面する経験を持ったマッカーサーは、戦前の日本の行動を正しく理解するようになったのでしょう。


アメリカの指導者の多くが、もっと早くに日本の位置と意図を理解してくれていたら、戦争は避けることが出来たのかも知れないと、思わずにはおれません。(無論、歴史はそんな単純なものではありませんが…)


≪日本会議事業センター・メール≫


宮城県名取市の佐々木一十郎市長が、市広報コラム(平成26年年12月号)で引用した連合国軍のマッカーサー証言が出所不明で誤りがあったということで、謝罪をしたというニュースが流れています。(河北新報 3月3日ほか)



佐々木名取市長は、1951年5月3日の米上院軍事合同委員会公聴会でのマッカーサーの証言の抜粋として、

「先の大戦はアメリカが悪かったのです。日本は自衛戦争をしただけです」

「東京裁判はお芝居だったのです」

という引用をされたとのこと。



確かに、マッカーサーの証言として正確な発言ではないと思いますが、しかし、まったくそのようなことを発言していない訳ではありません。



発言記録の原文によれば、以下のような内容であります。


「their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security」

(したがって、彼らが戦争を始めた目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだったのです。)


今回の佐々木名取市長の発言、引用は、確かに正確ではなかったかもしれませんが、だからといって100%誤りであったわけではありません。


むしろ、あのマッカーサーが、

「日本が戦争を始めた目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだった」

と発言したことは、これを機会に正しく、広く、多くの国民に知ってもらうことが
大切かと思います。(そう、思いませんか?)



ちなみに、このマッカーサーの証言については、以下の書籍の巻頭付録の鼎談の中でも、渡部昇一先生が詳しく解説しておられますので、もし、まだお持ちでございませんでしたらこの機会に是非ともお求め下さいませ!

●市販本『日本人の誇りを伝える最新日本史』





http://lk07.jp/uHf/kmsh54/1171