◆研究生達『MCでもっとアピールしたい』。ではどうすればいいか? | 中村物語(AKB研究生情報ブログ)

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『MCがうまくなりたい』
『MCでうまく発言できない。もっとアピールしたい』

モバメなどでそう訴えるメンバーが、何人もいます。

AKB人気が爆発し、ファンの絶対数に比べて劇場公演を見る人の割合が減り続けている現在、ダンスを生で見ることができないので、MCの重要性はますます増加しています。

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『MCでもっと目立ちたい。面白いことを言いたい』
という考えが、そもそも間違っているのかもしれません。

MCのよしあし、もっと言えば、MCで自分をアピールできるかどうかはは、劇場に立つ前に決まっていると僕は思うんです。

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MCに喋りの上手さなどはあまり関係ないと、僕は勝手に思ってます。

◆MCはキャラが全て。

普段から、先輩なり同期なりに、自分をさらけだす。
そこで、ハマるかハマらないか。
ハマるネタがあれば、劇場やモバメなどで、いじってもらえるんです。

『川栄はバカ。時計が読めない』
『小嶋はぶりっ子。服が田舎』

自分で発信していくのはもちろん、劇場MC・モバメで他メンバーからいじってもらったから、このキャラがつきました。

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ぶりっこ時代の小嶋は、数日前に買ったイチゴパジャマを仕事の泊まりで着ました。
面白いと思った藤田が、モバメで写真を送ってくれました。
劇場MCで、イチゴのパジャマをみんなにいじられました。
それを見聞きして面白いと思った人が、口コミで広げていく。

キャラ作りというのは、こういうことなんです。

一度キャラがつけば、あとは黙っていてもエピソードトークでいじられ、目立ちます。

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『たかみなの男疑惑』
『あっちゃんは人見知り』
『まゆゆは前髪命。CGみたい』
『実はブラックなゆきりん』

こういうテッパンネタも、周りにいじってもらったからこそ、定着した。

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いまや4の中心人物となった、大場(元キャプテン)・市川(メディアに引っ張りだこ)はどうだったか?

思い出してください。

『フレッシュレモンになりたいの~♪』
と幼児体型で連呼する高2。
しかもデビュー当初から人気は10期トップクラス。

この子をいじれば、必ず笑いに変えられる。

大場は市川をしつこくいじり、『フレッシュレモンの天敵』と呼ばれました。
市川も大場に反撃しました。

いじってもらう市川も、いじる大場も、目立ちました。
どんどん人気が出ました。

いじり合うことで、お互い得するんです。

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現在研究生トップ人気の川栄、人気2位の小嶋。

2人はデビュー当初から仲がよく、劇場MCでいじり合ってました。

現在、川栄と高橋がリアルで急接近。
川栄モバメが高橋ネタだらけなのはご存じの通り。

握手レポでも、みんな高橋に川栄ネタをふり、川栄に高橋ネタをふってました。

川栄は研究生1番人気。
小嶋は研究生2番人気。
高橋は12期1番人気。

川栄は公演デビュー時からカワイイと評判で、順調に人気を獲得し、次回シングルの売り上げ(2次まで)は市川に迫る勢い。
その川栄といじり合いができる2人が成功している。

けして偶然ではないと、僕は思ってます。

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劇場MCは、劇場に立つ前に勝負が決まっている。

ダンスは、普段の練習でいかにフリを身体に覚えこませるかで決まっているのと同じ。

僕はそう信じて疑いません。

あとは、ファン向けの内輪話と、これからファンにしたい人向けのテッパンネタを使い分けることかな?