信ずるべきは聖書か? | 電柱が高いのもポストが赤いのも政治が悪い…が、政治家を選んだのは誰だ!

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長文が多い為か中々コメントが貰えないチラ裏です<

こんにちは、脳鋼ニーさんです。
以前 も申し上げたことがありましたが、俺は特定の宗教や宗派を信心しているワケではありませんが、神の存在自体は信じていると言って差し支えないと思います。 ちょっと格好をつけたので「神を知っているが、その名前は知らない」という言い方になりましたが…。 まぁ、所謂「不可知論者」だと思っていただければ結構です。


あの「死海文書」がNASAの技術で解読され、オンラインで公開へ
2008年08月28日 16時30分00秒 / GIGAZIN

イスラエルは最先端技術を用いて「死海文書」を解読するプロジェクトを開始したそうです。
これはNASA(アメリカ航空宇宙局)を最近引退した科学者Greg Bearmanを中心に行われるもので、NASAが宇宙研究に用いている画像技術を「死海文書」の判読に利用するとのこと。
なお、解読は赤外線を用いた特殊なカメラを用いて行われ、死海文書がこれ以上損傷するのを防ぐためにも、光への露出は最小限に抑えるとしています。そして解読には5年かかると見込まれていますが、最終的にはインターネット上で公開されるそうです。
原本に近いことから、聖書の謎を解明する鍵となるであろうと推測される「死海文書」ですが、いったいどのようなことが書かれているのでしょうか。また、今のキリスト教の根幹を揺るがすようなことが書かれていた場合、本当に公開されるのかどうかが気になります。
(一部抜粋)

「死海文書」と聞くと俺の世代は「新世紀エヴァンゲリオン」を思い出す人も多いかもしれませんが…。
要は最古の聖書、教義の変遷や誤訳が限りなく少ないと考えられているのが死海文書です。 これは、GIGAZINさんでも指摘されているように、現在のカソリックを根本から揺るがす可能性もある文書でもあります。
なぜなら、「ダヴィンチコード」などによって指摘されてきたように、初期のキリスト教では「マグダラのマリア」を含む女性の存在が大きな位置を占めていた可能性があるからです。 カソリックでは女性性の否定にも近い教義があり、現在もフーゾク関係やAV、準ポルノ(要は漫画やゲーム)を廃絶しようとする運動が厳然として存在しています。 先にあげた「マグダラのマリア」もカソリックでは娼婦として貶められ、キリストによって救われる存在でした。 しかし、彼女の手による福音書や彼女の初期教団における重要性を示す文面でも出てくれば、それが男性上位の社会によって捏造された偽りである可能性も出てくるからです。
ともすれば、「グノーシス派」によって創作されたとされる「イスカリオテのユダによる福音書」に関する記述も出てくるかもしれません。

俺は基本的に一神教というものが肌に合わず、特にフーゾクを否定するような教義が大キライです。 自慰やソープのような代償行為(機関)は、人間が理性的に、社会的に欲望を昇華させるために獲得してきた崇高な機能です。 動物のように発情している相手を力で奪い合うような行為を厭うた結果であり、隣人を愛するためには必要な行為であると思うのです。
故に、俺はフーゾク嬢やAV女優は現代の巫女であり、白拍子である崇高な職業であると思いますし、準ポルノは新しい形で欲望を昇華させる、巫女や白拍子のような女性を必要としない機能だと思うのです。
まぁ、この辺は俺個人の感覚であって、本題とは関係ないわけですが。

閑話休題。
さて、もしも現代カソリックの土台を崩しかねない文書が出てきたとして、果たして信者の方はどうするのでしょう。
俺は本当の意味で神を感じ、キリストと共にあった人なら、その信仰は小揺るぎもしないと思います。 カソリックを信仰するのであれば、信ずべきは聖書ではなくキリストの教えだからであり、現在の聖書が誤った教えを伝えていたとしても、その中心にある教えだけは変わることがないはずだからです。

万が一にも違ったら?
そりゃ、ローマにおわす猊下がお考えになられる事でしょう。