当時はパロディだと分かっていても、何だかライダーをバカにされている気がして、あまり好きではありませんでした（小林昭二さんや中江真司さんが気になったので結局観てましたけど）。
毛嫌いしていた所も有ったので、ちゃんと観ていなかったと言うのも有るかも知れませんが、今回偶然YouTubeで見つけたので改めて観ると、当時とは全く違う印象を受けました。
ただ仮面ライダー風のコントをしているのでは無く、ちゃんと「仮面ライダーのパロディを作りたい」 と言う気持ちが伝わってきました。
仮面ライダーの第１話を思い出せる方なら、下の動画を観て思わず「二ヤッ」としてしまうと思います。
ＯＰの風に棚引くマフラーやギアチェンジする左足、フロントホイールやタイフーンのアップ等、ちゃんと旧１号編になってますね。
それだけでは無く、本編も本家の仮面ライダーを意識しているシーンが幾つも有り、ヒロインが学校から出てきた所を戦闘員が見張っていたりだとか、ノリダー初登場のシーンは１号の初登場シーンの様に崖の下から見上げるカットにしていたりします。
戦闘シーンでは、ベレー帽戦闘員がステッキを持ってノリダーの周りをを輪になって走っていたり（本家と同じく、ちゃんとコマ送りにしている）、１１分４０秒あたりでは１号が第１話の戦闘シーンで取った「右こぶしを前に突き出すポーズ」まで取っています（１号は走ってはいませんが）。
スナック・アミーゴのロゴや店内風景も、かなり再現度が高くてグッドです ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ
折角ここまでするんやったら、怪人もクモ系にして欲しかったけど、当時ラッコが大ブームだった事から「ラッコ男」になったのかも知れませんね。
それにしても、立花の親父さんが何故か 科特隊のムラマツ隊長になる所（６分００秒あたり）、あまりにも唐突で吹きました。(´ﾟωﾟ):;*.':;ﾌﾞｯ