深い喪失感である・・・ | 虹になるまでIN葉山

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久しぶりに家中をひっくり返し、

大工さんとかし、終了。


もう、ここにいたくない、と思った家

家族みんなが楽しくなる家、

それだけを考えて作って

家族みんなで集うことなんて

ほとんどなかった家、

というより

後からわかったけれど

主人の中には

そのころから

私と別れた後は

この家を私にあげれば

私の老後の心配はないだろう、

と思ってた家。

何ともありがたい話だけど、

そんなの勝手に決められて、

私は、ほんまにいやや。

そんなこと、

私の性格では受け入れがたい。


でも、子どもたちの中では

特別の家。

とっても大好きな家・・・。


その家を、もう一回かきまわして

自分の生命を注ぎ込んで

主人の荷物を

たった衣装ケース二つにおさめ、

主人にとっては

きっと、あってもなくても

どうでもいいものを

子どもたちのこれからを考えると

捨てることもできず

部屋の片隅におさめ、

ぜ~んぶ納得するまで

かたづけた。


やってきたのは深い喪失感。


おりしも、

めったに人を信用しない主人が

日本にいる時から

信頼している主人の友人


私たちと同じように

HIP HOPの洋服屋を営み

我が家のように

時代とともに成功し

時代とともにすたれ、

主人と同じように

自国ナイジェリアでビジネスを

営んでいた友人が

殺された事を、主人の弟から聞いた。


主人の友人が殺されるのは

これで二人目。


理由は?

ビジネスで成功しているから

犯人は?

つかまらない。


私はその人にあったことはないけど、

たびたび主人の口から

その人の話を聞いていた。


主人の悲しみは深いだろう・・・


でも、私はそこにはいない。

別の人が居る。


5年という月日、

一緒に頑張っていると思いこみ

親戚もいないこの町で

たった一人、子どもたちを連れ

困難を乗り切った。


たくさんの友人に支えてもらった。

だから今の私がある。


そして、私は今の私に納得している。


それでも、5年という月日、

自分の知らないところで

勝手に”離婚”していることになり、

ともにがんばっている、

と思ってた人が

ぜんぜん”ともに”ではなかった現実は

ほんとに、あほやと、思う。


ギャグのような

道化師のような人生・・・。


笑うしかない。


笑いながら

深い喪失感が押し寄せる。


自分の軸だとおもってたものが

全然違ってて、

その現実すら、わかってなかった

あほな私。


そこから、私はどこにいくんだろう・・・

いつか、この悲しみは癒えるんだろうか?


わからない。


わからないけど、

もっと幸せになって、

そんな悲しみもあったはねえ・・・

なんていえるくらい

幸せになって、

できれば、

エンジェルの結婚式かなんかには

胸の痛みもないくらい幸せな笑顔で

主人と再会したいものだ。


そんなこんなも

この深い喪失感からはじまる。


エンジェルにしても

私にしても、

現実として受け止めながら、

今だ、心のどこかで

夢のようん感じている

この現実から、

すべてがはじまる・・・。


なくなった主人の友人が

なくしたものと、

私たちがなくしたものと、

何が違うんだろう・・・。


なくなった主人の友人の

ご家族と、こどもたち、の

これから、と

私たちのこれから、と、

何が違うんだろう・・・


よくわからないや。