【ブチ切れ電話・本章】 の続きです。


その後、その人からの電話は無くなりました。


落ち着いた頃、中学時代の友人グループで集まる機会があり、

その中に元バスケ部のT子がいたので、言ってみた。


「○○中学時代の先輩(?)で

バスケ部の△△さんって人から

こういう電話が何回かかかってきて、

かなりしつこかったんだ~

私は面識無いから、よく知らないし、

実在するかもわからないんだけど。」


「ああ、△△さんって居たよ。

当時から、変な人で周りから浮いていたけど、

今、そんな事やってるんだぁ?!

まあ、あの人なら納得しちゃうよ…

やりそうだもん。」


ただ適当に名乗ってるだけかと思ったら、

実在する人でしたか…。


まあ、もともとそういう人だと確認出来たし(?)

もうかかってこないのでいいか…



そして、それから数年後。


その元バスケ部の友人T子から電話があった。


「久しぶり~。

今度、会って話しない?

こっちは子連れで申し訳ないけどさ、

たまには会って話したくて…」


とのお誘い。


なんの疑問も持たずにOKし、

近所のファミレスでT子の子供も一緒に食事をしながら

いろいろおしゃべりした。


その内、T子の近況の話になり、

下着販売のグループに入った事、

そこは主婦のサークルみたいで楽しいって事、

ちゃんとした採寸の訓練をしているけど、

練習台になってくれないか?

って、話になった。


練習台になるくらいならいいか…


とOKしたら、

T子の車で移動し、

T子はちょっと離れた所に住んでいるため、車で来ていた。)

その販売グループのたまり場(?)

もしくは事務所(?)みたいな所に連れて行かれた。


そして、採寸が終わった頃…

T子の上の人から購入を勧められた。

T子からも強力なプッシュ。


でもさ、その下着ってかなりお高い補正下着

しかも、1品買いでなく、シリーズ何点かセットで購入ってやつ。


「品質がいいから長持ちするの。

だから、長い目で見れば、そう高くもないのよ

ローンも組めるし。

とてもいい商品よ~。」


もしもし?

これって、1セット買うだけでも○○万円かかるんですけど…

しかも、ローンったって、その当時の私、

無職の家事手伝いだったんですけど…


その事を言っても、


「なんとかローン組む方法はあるわよ」


さらに、T子から、

もしかしたら私の結婚が決まるかもしれない

という情報が流された…


(その頃、旦那とお見合いしてお付き合いしてたのよ)

「だったら、このシリーズを買えば

ドレス下着としても使えるからオススメよ~」


こんな高いドレス下着なんていらない…

いくら断ってもしつこい。


T子の手前、強く出る事もできない。



やられた…

T子のねらいは最初からこれだったのか…。


今まで友人だと思ってたのに…

でも、本人は悪気はなく、本当に良い商品だと思っているのかもしれないが…。



なんとか時間をかけて、

相手があきらめるまで断り続けた。



帰りも夕飯の時間になってしまい、

T子の車で移動していたため、

流れでそのままファミレスで一緒に夕飯を食べた。


一応、普通に会話してその日は別れたが、

その日からT子とは心の距離を置いたのはいうまでもない…。


後日、中学時代の他の友人も

T子に同じように誘い出されて

その下着を勧められて迷惑していたことがわかった…。


T子、お前もか…

先輩の△△さんのこと言えるのか?





人を簡単に信じてはいけないのかな…

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