当店でも使用している食材を少し紹介します。
・八角(はっかく)
モクレン科植物ハッカクウイキョウの果実を乾燥させたもの。健胃、興奮剤として利用されています。
豚の角煮を煮込む時に使用します。
・花椒(ほわじょお)
イヌザンショウまたはトウザンショウの鞄果如中に揮雛の辛み物質、サンショールを有する。舌のしび
れるような辛み(麻)を持ち、強い香りが肉の臭み、生臭みを消す。健胃・駆虫の作用がある様です。
四川麻婆豆腐などに使用しています。
・辣椒(らーじゃお)(鷹の爪)
四川料理はこれなくしては語れないというほど、四川の味づくりでは中心的な香草科です。乾燥品は
その辛みだけでなく、よく炒めて、その香ばしい香りも生かすように使います。品種が多くさまざまな辛
みのものがあります。
辛し炒め・白菜の甘酢掛けなどに使用しています。
その他必要に応じて、五香粉(混合香辛料山椒、八角、桂皮、丁子、小南香などの五種類の粉末を合わせたもの。)・桂皮(クスノキ科植物の樹皮を乾燥させたもの。)・金針菜(金の針のようというのが名前の由来。性味は涼甘。鉄分、ビタミンが多く含まれる。料理材料として用いることが多い。)・枸紀(ナス科植物クコの成熟果実。甘みがあり、水や酒につけて戻し、蒸しスープ、炒めものなどの料理やデザートに用い、赤い彩りを添える。)なども使用しています。
ほとんどの食材が薬膳料理などに使用され、それぞれの食材に効能などがあります。