レッズレディースTM、vs湯郷戦観戦記 | うらじょ

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■第2回なでしこ交流戦

・2013年2月14日/14:30キックオフ

・市原スポレクパーク


浦和レッズレディース 2-2 岡山湯郷Belle


得点:

14分 中野真奈美 (湯郷)

60分 宮間あや (湯郷)

71分 安田有希 (浦和)

87分 柴田華絵 (浦和) 

(※時間は手時計目安)


【フォーメーション】

※FWの配置やボランチの左右は違うかもしれません。また湯郷については、背番号に沿って選手名を記しているので、間違いがありましたらご指摘ください。


(浦和前半)

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(浦和後半)


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(湯郷)


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【試合経過】 ※状況説明と時間は、私的に見えた限りでありアバウトになります、ご了承ください。


前半8分:浦和

右SB成合が右からミドルシュート→ゴール左外へ大きく外れる。


9分:湯郷

右からMF中野がゴール前クロスに、FW有町が飛び込み合わせた?→GK池田が弾きCK(コーナー)に。


☆13分:湯郷

左SB酒井からゴール前への浮き球クロス→MF中野がスライディングで合わせてゴール、湯郷先制。


18分:湯郷

湯郷にゴール前詰められ、クリア出来ない状況の浦和→最後は宮間にシュートを撃たれ、DFに当たったか!?右に外れる。


23分:浦和

左SB竹内から→MF藤田→左のFW加藤へ繋がり、ゴール前へのクロス→FW安田が合わせに行くが届かず。ボールは流れて行く。


30分:浦和

中央から縦へ前線へのフィードにFW安田が出て、GK福元より先に触れて!?押し込もうと、ボールに飛び付いた福元と押し合いになるが、結局シュートに至れずチャンスを逸す。


?分:浦和

左SB竹内から→中の加藤に当て→再び受けた竹内が持ち上がり、ゴール前へセンタリングは、DFにカットされる。

左CKはMF堂園から→ゴール前、MF岸川がヘッドを合わせに行くがうまくヒットせず。ゴールへ飛ばず。


43分:湯郷

左CKはMF宮間から→ゴール前で跳ね返されたボールを、後ろから酒井がシュート→右へ外れる。


45分:湯郷

左からFW横山→高橋?がゴール前へ入れ→中野がシュートは、GK池田が正面で弾いたところで、前半終了。



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後半7分:浦和

右SB和田から→右のMF柴田に通りゴール前へ入れる→安田に合わず防がれる。


10分:湯郷

MF高橋が持ち上がり、藤田や他をかわしてシュート→ゴール枠上へ外れる


12分:浦和

藤田のスルーパスに加藤が右へ出て受けて、ゴール前右角からシュート→GK福元がはじき出す。


?分:湯郷

センターライン付近からDF布志木がFKを入れる→左から有町がゴール前へ入れる(シュート?)→ゴール前を横切り、中野が拾う→浦和が防いだか、湯郷のCKに。

右CKは宮間から→ゴール前でFW松岡?が合わせる→DFがシュートをブロックしたのか?ゴールならず。


☆14分:湯郷

右から中野のスルーパスに、宮間がダイレクトで合わせてシュート→ゴール左角へ決まる。

湯郷2-0浦和


☆24分:浦和

藤田のパスに安田が抜け出しシュートは、ポストを直撃→左から拾ったMF竹山がゴール前右へパス→受けた柴田がシュート→右ポストに当たり、拾った安田が押し込んでゴール。

浦和1-2湯郷


28分:浦和

加藤がドリブルで抜け出し、右へパス→受けた柴田がシュートへ行くがDFに当たる。


38分:浦和

MF栗島が左からドリブルで切り込みペナ内へ→ゴール左からセンタリングを安田が合わせるが、GK福本が弾き出しCKに。


☆42分:浦和

右?から加藤のパス→ゴール前、ゴールに背を向けた状態で受けた柴田が、反転して振り向き様に右足シュート→ゴール左隅にグラウンダーが決まり、浦和同点。

浦和2-2湯郷

※トラップ→左へルーレット→左隅へ鮮やかなゴール!


43分:湯郷

右から宮間が持ち込みシュート→池田がキャッチ



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試合を簡単に振り返ってみてー

湯郷の前からのプレッシャーに浦和が押し込まれて、なかなか前に出せない状況というのが、目立った印象がありました。

浦和がDFラインでボールを回しながらビルドアップを図ろうとするのですが、湯郷のボールホルダーへの

寄せが早く、なかなか前に出せません。プレッシャーに押され前に出せば、パスカットされてピンチを迎えることが何度かありました。


中盤では、さらに躊躇を許さず厳しい寄せに、すぐに2人がかりで囲まれてしまう場面が多々あり、FW安田選手やMF柴田選手がずいぶん下がって来てボールを受ける状況も見受けられました。


湯郷の選手たちには、昨年以上に球際への強さが増している感じがしました。厳しい当たりに、浦和の選手のほうが何度も倒されている場面が目に付きました。

特に湯郷で目立っていたと思えるのが、球際に厳しく、運動量のひじょうに多いMF高橋選手。

手ぶりで陣形を指揮しながら守備を整えたり、攻撃では機を見て果敢に前線へ上がって行ってチャンスメイクをしたりと、攻守の軸になっている様子があります。

同じ中盤の宮間選手に、プレッシャーがかからず良質のパスを引き出させる功労者といえるかもしれません。


浦和は、湯郷の積極的に前からボールを獲りに来る姿勢と、宮間選手からを主にした左右への大きな展開やスルーパスに、終始苦戦していたと思います。

サイドを大きく使って横山選手や中野選手らウィングが切り込んで来るのはやはり脅威でしたし、前線の有町・松岡選手が抜け出して来る狙いも、もちろんうかがえました。

浦和はたびたび波状攻撃を受け危ない場面が続き、2失点で済んでまだ良かったのではないでしょうか。


神村学園高ではセンターFWとして活躍した新人の布施木選手が、今試合はセンターバックとして起用されていたのは意外でした。

170cmと上背があり、マンツーマンに付けばあたりの強さを発揮し、攻撃を食い止めていました。センターライン付近からのロングFKが2本あったのですが、いずれも布施木選手が任され、一際大きな蹴り音を伴い、ゴール前まで楽々と蹴り上げていた様子でした。脅威を感じさせるパワーがあります。

ただ、他との連携では戸惑いがあり、まだ慣れないところはうかがえました。浦和の裏を突いた攻撃に、うまく対応できていない様子がうかがえました。



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浦和は、湯郷が前掛かりなぶん、反撃からの速攻でスペースを突いてチャンスを作れていたところはあったかと思えます。

序盤から湯郷の出足が早くて抗しきれず、自陣に引きこもってしまう場面が多かったのですが、時間の経過につれ浦和の手数をかけない素早く繋ぐ攻撃がゴールを脅かし、後半終盤への同点にも結びついた様子でした。

機動力ある加藤選手が、前半左・後半右に入っても、ゴール前まで持ち運んで攻撃を牽引し、スピードに乗ったドリブルやサイドとのワンツーが活きていました。

柴田選手は、前半は帰陣してフォローに回る状況がうかがえ、攻撃を展開しようにも湯郷のDFに付かれ、高い位置に出てチャンスに絡む機会がほとんど無かったのですが、後半は周囲と連携よく持ち味を発揮して同点ゴールに至った感じです。

藤田選手のスルーパスが効果的で、後半から入った栗島選手の運動量の豊富さが目立ち、前線で身体を張る安田選手の頑張りなど、劣勢を跳ね返した奮闘ぶりは個々にうかがえました。

ただ今後は、いかに相手の守備網に対応しながら、優勢にポゼッションを保ってゴールまで推し進めて行けるのか!?試合を重ねるごとに、連携を高めていける余地は多く、さらなるチームとしての成長に期待したいです。



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