猶本光、次代を創る女性アスリート~記事より | うらじょ

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元日の朝日新聞に、2013年注目の女性アスリートを紹介する特集記事があり、「次代を創る女性アスリート」として、猶本光選手のことがでかでかとピックアップされていましたニコニコ音譜

稀代の天才女性ジャンパー高梨沙羅選手との紙上対談という形で、インタビューに答えています。


彼女たちは、人生の選択肢を幅広く持ちながら、競技の中でもなすべきアクションを一瞬のうちに選び取る。

高梨選手のジャンプを踏み切るタイミング、猶本選手の動き出しと寄せのスピードには迷いがない。

2人の選択肢と決断には生きるヒントがある、ということです。


猶本選手は、なでしこジャパンで日の丸を背負うため、しっかりトレーニングをしたい。女子サッカーの注目を落とさないように、自分たち若い世代がレベルアップして、見せるサッカーをしていく必要など述べています。


あこがれの選手としては、バレーボール・ロンドン五輪銅メダリストとなった竹下佳江選手を挙げています。

小さな体でも、頭を使い常識を覆すプレーで乗り越えたのは、なでしこジャパンがドイツW杯で優勝したことと同義で、自分もチャレンジしていきたいとのこと。(猶本選手は157cm、竹下選手は159cm)


また、将来は教員免許を取りサッカーコーチの資格も視野に入れ、サッカーだけではない選択肢を考え大学へ進んだとかー

猶本選手らしい将来を見据えたしっかりとした考え方が、随所にうかがえました。


*詳細記事は→朝日新聞デジタル版 (有料)





~猶本選手、昨シーズン後半戦は、遠目からでもシュートを狙い、2列目からゴール前に入りフィニッシュに絡もうと意欲を見せ、ゴールを目指すがむしゃらさが目立って来た感じを受けました。

シュート数でも、リーグ戦1節→13節までで6本が、14節→17節まで(最終18節は欠場)に11本と増えています。(※リーグ公式記録調べ)


猶本選手は、なでしこリーグでは2010年から福岡でプレーしていますが、昨シーズンを終え3年42試合出場とはいえ、まだ得点が無いんですよね。(リーグカップでは2得点)

U17U20代表では、素晴らしいミドルシュートを決め目立っていますが、今年こそ所属クラブであるレッズレディースでのゴールを見せてもらいたいですし、猶本選手も意識している感じはうかがえます。


ゴールチャンスを何度も逸して残念がる姿は、2009年新人として優勝に貢献した熊谷紗希選手に似てるなあと思えました。

でも熊谷選手は2009年最終節にようやく初ゴールを決めて、その試合2得点。翌年はDFながら6ゴールという活躍を見せました。

猶本選手も、最初の生みの苦しみはあるかもしれませんが、コンスタントに得点する力は十分にあるはず。1シーズン5ゴールは目指してもらいたい。


今年のレッズレディースに望みたい得点力の先鋒として、猶本選手のよりいっそうの進化に期待したいです。