平成23年3月20日、草薙香のお爺がなくなりました。
がんのため、病気療養中ではありましたが、最後は心臓麻痺という、苦しみのない穏やかな旅立ちとなりました。
享年75歳でした。
お通夜・葬儀共に、穏やかな彼岸の気候に恵まれ、多くの参列者の方々に、見送っていただきました。
父(草薙香のお爺)が日ごろより希望していたとおりの手順・形式で、納棺から告別式まで滞りなく行われ、父の用意周到さに遺族一同、何のトラブルもなく、進行しました。
また、告別式では、孫代表で、草薙香が弔辞をのべ、父の温かい送り出しとなりました。
父は生前、自分の葬式には、人が来てくれるだろうか、お花が並ぶだろうか、電報が届くだろうかと、心配していたようですが、貧乏な田舎爺にしては、驚くほどの、盛大な告別式となり、多くの参列者に見送られ、旅立っていきました。
日ごろより、父と親しくしてくださっていたブログ友の皆さんには、心より御礼申し上げます。
父も入院以来、ブログを再開できる日を心待ちにしていましたが、とうとう、退院することなく、なくなりました。
ただ、亡くなったのは、外泊許可の出ていた間の出来事で、家のお風呂で心臓麻痺になりました。
あっけない形ではありましたが、家で、なくなりましたので、本人も本望ではなかったかと思います。
むしろ慌てたのは、遺族のほうで、東京からの帰省にしては、あまりにも唐突な出来事で、とるものも取りあえずとは、このことだと思いました。
とにかく、無事に告別式も終わり、やれやれと思っていたら、妹に「姉ちゃんは病気持ちだから、お兄さん(主人)と一緒に帰って!」といわれ、これから名残を惜しもうと思っていたのに、主人の説得にも負けて、名残を惜しむまもなく、東京行きの飛行機に乗せられてしまいました。
今は、まだ、疲れだけが残り、こうしてブログでの報告ができますが、父のことを思い出したら、このブログで、父のブログのお友達のみなさんと名残を惜しもうと思います。
長い間、本当にありがとうございました。
草薙香のお爺の娘
緋鷹由理yuri-hitaka