こんにちは
にしの健康院 西野です
前回の続きを書きたいと思います
整体でなぜ母乳の出る量が変わるのか?
まず母乳を産生して授乳するまでの必要な条件として
①内分泌系(ホルモンの分泌)
②循環器系(血液の循環)
③吸引刺激
が重要だと考えられます
そして①②が働くためには正常な自律系の活動があってこそです
では自律系とは何か?
たとえば心臓を早く動かそうとか胃酸を出して消化しようなど
自分の意志では動かせないですよね
これはすべて自律系が身体を最適な状態にするために
自動的に行われている活動のことをいいます
活動中に働く神経(交感神経)と休息中に働く神経(副交感神経)の切り替えが出来ていれば正常と言えます
内分泌系と循環器系は自律系の元で動いてる器官なので影響を受けることになります
話を戻しまして
自律系の活動と整体がどう関係するか?
整体の内容は筋肉を調整することによって崩れた形と動きを本来のものにすることです
本来の形に戻すことで身体に収まっている自律系の内臓や器官が正しい位置に戻り本来の働きを取り戻すことが可能です
同時に運動系である筋肉の伸縮も正常になっているので血液の循環も改善が可能です
ということは
筋肉の異常を正常化=自律神経系の正常化
につながり整体によって母乳の出る量も増えたのではないかと考えられます
そして筋肉の異常は姿勢に表れます
この写真は筋肉の異常がある姿勢の例↓
首が前に倒れアゴを突き出すような位置になり
背中とおしりの境目がわからないような姿勢になることが多いです
正常な筋肉に戻るとこのような姿勢に↓
背筋が自然と伸びてお尻の形もきれいになります
(もちろん力を抜いた状態です)
姿勢が良くなる → 痛みやコリ、自律系の諸症状が良くなる!!
ということになります
母乳育児でお悩みの方
今まで身体の形と動きをチェックしたことありますか?
原因の全てが形と動きによるものだとは言えませんが原因の一つになっているかもしれません
遠慮なくご相談を!