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先月末、鬼怒川で40匹をこえる小型犬の死骸が捨てられていたというニュースがありました。
死後間も無く、外傷や腐敗はほぼ無し。ペット用の首輪や服を着ていた犬もいたそうです。
命を故意に奪ったのか、命が終わったものを持て余して捨てたのか。
まだ誰が、何故捨てたのかはわかっていません。


このニュースを聞いて、いずれ飼い猫が死ぬ、その時のことを、あらためて考えました。

まず、今飼っている猫を飼う時に考えたのは、この命に責任が持てるか、ということでした。
ワクチンや検診、病気もするでしょう。餌やトイレなど日々かかる費用もあります。
その全てに、責任を持てるのか。

そしてその責任は、寿命の長さを考えれば、動物を見送るその時まで持つべき責任なのだと思います。

この猫も、これまでに何度も病気をして、動物病院にお世話になりました。
時々、何故そこに!という場所に吐きますし、狭い部屋の中で短距離走が始まることもあります。

それでも、生活の中に猫がいることで、楽しい時間があったり、癒されたり、たくさんの喜びを感じさせてくれています。

そして、猫の命が終わった時には…。

あくまで私個人の思いとしてですが、死んだ後に猫の骨や毛などの形見が欲しいとは思いません。でも、死んだのだから身体はどうなってもいい、とも思いません。
火葬でも埋葬でも、やはり感謝を込めて弔うところまでが、命に関わる責任ではないかと、そんなふうに思っています。


丁寧な弔いを信じて業者にお願いしたとして、実際には大変雑な扱いをされてしまう。
残念ながら、そういう業者もいるかもしれません。
託す業者をどのように選ぶのか。
それも、飼い主の最後の責任かもしれません。

(いろいろなご意見や思いが存在することは承知の上で…)