喧嘩をしても次の日の朝、
いつものように「おはよう」と言ってくれた
ことにホッとして。
こっちはまだ張りたい意地があっても、
「おはよう」の先手、その一言に
無駄な意地を一瞬にして崩してもらえた。


女の子の服を着たくなくて、
Tシャツもズボンも靴も男の子の
デザインを選んでも
「なんで?」とか「こっちにしなさい」
と誘導することなく、
何も言わず選ばせてくれてた。


デビューしたばかりの頃のオーディション。
多い時は週2、3回行っていたけど、
受けても受けても受からないオーディションの
交通費を何も言わず出してくれてて。
シングルマザーで、
一馬力で一家を支えていた母が
家計費から交通費を捻出していく大変さは
相当だったはず。

それなのに、
「頑張ってきなさいよ!」
「結果出してきなさいよ!」
プレッシャーに感じることは
一切言われなかった。

受からなかったオーディションにも
「この前のどうだったの?」
と結果を聞いてくることもなく。
聞かれないことが嬉しかった。


拗ねてる時も不貞腐れてる時も、
友達との関係や好きな人のことで
悩んで部屋にこもってる時も、
話しかけないでほしい時も、
無理矢理ラインを越えてくることはせず
放っておいてくれた。


これら全部、
思春期に入り始める小4くらいから
中・高辺りのこと。

きっと当時
悩ませてしまったことなんか、
たくさんあると思う。

思春期に片足突っ込み始めた娘を
今、前にして、

いつも通りに接すること
放っておくこと
そっと見守ること
答えを引き出さないこと
結果を求めないこと
自分で考えさせること
信頼すること

って、こんなに難しいんだ!
を日々感じていて。

言いたくなっちゃう
手を出したくなっちゃう
今すぐ修正したくなっちゃう
結果を早く求めてしまう

この気持ちに
私自身が気付き、向き合う日々。

これまでの子育てとは違う、
娘に対する接し方に”変化”が必要なことを
実感しています。


あの頃の母から学ぶ、

余計な口出しはせず
自分で考える時間を与えながら、
自分で決めて進ませ、経験させる

そして、

子供を信頼する

子育て。


私がお芝居を嫌いにならずに
ここまでこれたのも、
母に手出し口出しされずにきたからだと
今なら思うのです。
(娘には、「ママやったことないじゃん!」と言い返されるので😓ごもっとも…)

たくさんの失敗も悔しさも
責めずに見守り続けてくれたことが、

「今日もやってみよう!」

の一歩に繋がっていた。


年々気付いては増える、
母からしてもらってたこと。

どれも当たり前じゃないことばかり。

母の日の今日は、
いつも以上にあの頃を思い出すのでした💐





今日は、娘から学童で作った工作と
私が「これ可愛いなぁ欲しいなぁ〜」
と前に言っていたガチャガチャ、笑
娘のお小遣いで買ってくれました😍

「母の日は、
ママにガチャガチャ買ってあげる!」

いいこと閃いた💡と言わんばかりの
あの時の表情が、
もうとっくに母の日のプレゼントでしたけど♡

今日は1週間の疲れを
チャージできたような日に。

ママさん全員に!
365日の休みなき母業、本当にお疲れ様です!!

今日も一日、お疲れ様でした〜!
おやすみなさい🌙