タマネギの流氷漬け

将棋を中心に、長男の少年野球等、子供たちの日々の感じたことに対して書いていきます。


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さあいよいよ明日から第1期電王戦が始まります。大方の予想は電王Ponanzaの2勝0敗なのでしょうが、今回は8時間という長時間の持ち時間を有し、しかも名人戦のような封じ手を挟んだ2日制の対局ですから蓋を開けてみないと分からないというのが私の正直な感想です。

注目ポイントは両者がどのような時間配分(Ponanzaは時間設定)をしてくるのかです。Ponanzaを我が子のように愛する山本氏なら、序盤から湯水のように時間を使わせ、特に評価値の定まらない局面では目一杯考慮させる時間設定にしてPonanzaの潜在能力を最大限に発揮させてくるでしょう。

一方、山崎叡王はPonanzaの時間配分をいかに気にせず、自分のペースで進めていけるかがカギだと思います。とりわけ封じ手の権利は今回は山崎叡王のみが有しているので、相手の手が限定される局面で封じ手をし、その先を一夜通して滾滾(こんこん) と考え抜いて一気に差を広げるようなシナリオに持ち込めるかが勝負の分かれ目のように思います。

話題性という観点ではバラエティー溢れる今までの団体戦には及びませんが、真剣勝負という観点では、後半ややもすれば負けることに慣れてしまい、面白味が半減していましたので、今回の頂上決戦では何がなんでも勝たねばならぬという初期の悲壮感を身に纏って、背水の陣で山崎叡王に臨んでもらえれば、より盛り上がるんではないでしょうか。

どちらの棋風も奔放な指し回しをするので開始早々から目が離せないと思いますが、とにもかくにも2日目の夜になっても形勢が揺れ動いているような大熱戦を期待して明日を待ちます。



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第26回世界コンピュータ将棋選手権(参加チーム)

今年もこの季節がやってきましたね。でもって今大会の見所をまとめてみました。

⚫GPSが多種構成で出場予定。ここ暫くかずさという辺鄙な場所で開催されていたため見送られていた東大キャンパスPCを総動員したあの最強GPSクラスタが帰ってくるか?
→これは場所が川崎に変わったので期待大。ルールも切れ負けではなく秒読みになっているので時間を要するというクラスタの弱点が緩和され、Ponanzaを始めとした強豪達にとってはかなりの脅威になるはず。

⚫ツツカナ、習甦が2年ぶりに登場。
→特にツツカナの変化に注目ですね。一丸さんがまたあのノートPCでバタバタと巨象を倒す勇姿を見たいものです。

⚫57チーム中17チームが初参加。使用ライブラリにはBonanzaが9チームに対し、Aperyは12チーム。
→Bonanza、Awakeの勢力争いも楽しみ。あとやねうら王も5チームが採用していますが、そのチームが『大合神くじらちゃん』、『きふわらべ』、初参加の『読み太』他と未知数揃いなので正直活躍するのかどうか全く分かりません。また公開やねうら王は開発者がまだ改良中のよう。採用が吉と出るかそれとも・・・。

⚫Apery、大将軍とどちらも旧名で登場
→特に大将軍はこの前の電王トーナメントで先方用意のPCスペックの関係(メモリが小さくなっていた)から泣く泣く4駒関係を諦め、急造の3駒関係で出場していましたが、今回の大会はスペック無制限なのでメモリも128GBと増設でき大将軍本来の姿で出れます。そろそろ『4駒関係』旋風を巻き起こす頃合いかも知れませんね。(追記:アピール文書を読むと何かとリソースを食う4駒関係は諦めるようですね)

⚫あの技巧が4年ぶりに出場
→といっても4年前とは別人ならぬ別プログラム。前回の電王戦ではAperyを搭載したnozomiに敗れ、早々に決勝トーナメントから脱落してしまいましたが、floodgateではTopratingを叩き出すなどPonanzaを脅かすダークホースになるでしょう。


まだ山崎叡王 vs Ponanzaとの勝負は始まっていませんがコンピュータ同士の熱い闘いも必見です。個人的にはGPSが圧倒的な存在感をもって復活してほしいなと思ってます。

最後にお隣の囲碁界に一言。コンピュータがトッププロに並ぶのは10年先と思われていたのが、突然どこの馬の骨とも分からない AlphaGoなる黒船が来航してトッププロを圧倒し、誰もが囲碁の未来を憂えるような状況に一変してしまいましたが、いやいや実はここからが面白いはず。

今後はZenや他のプログラム達もGoogleのDeep Learning手法を規模は違えども取り入れ急速にその差を埋めていくはず。将棋界がいままさに群雄割拠、戦国時代の局面であり、次々にコンピュータが新手を産み出しています。さらにそれをまた人間が取り入れて戦術が洗練されてと、好循環が起こっています。何もトップが負かされてそこで終わりではないんです。だって将棋は10の120乗通りという天文学的な指し方が存在し、流石のコンピュータでさえも数%しか解明できていないわけで、10の220乗通りの囲碁では尚更です。

今後コンピュータによりますます将棋、囲碁が魅力を増せばいいですね。対向するのではなく共存、うまく利用するこれが今後の人工知能も含めたコンピュータとの正しい付き合い方です。

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今日からUEC杯コンピュータ囲碁大会が電気通信大学で始まります。

『 Googleが「Alphago」を発表し、ドワンゴが「DeepZenGoプロジェクト」を発表し、中国では「異構神機」と呼ばれるプログラムを発表し、コンピュータ囲碁の開発競争がにわかに盛んになっており、益々コンピュータ囲碁のイベントに注目が集まっております。

この大会は、世界各国から多くのプログラムが集まる世界最大規模のコンピュータ囲碁大会です。3月8日現在、35チームが参加表明しており、5つの国と地域から過去最多の参加数を集める大会となっております。

過去最多優勝経験を誇る「Crazy Stone(仏)」、過去何度もCrazy Stoneと優勝争いを繰り広げた「Zen(日)」、成長著しい「DolBaram(韓)」、Face Book開発チームの「darkforest(米)」、台湾の開発チームによる「CGI Go Intelligence(台)」など、世界最高峰のプログラムが優勝を争います。

UEC杯優勝、準優勝のプログラムは、「電聖戦」に出場し、プロ棋士と対戦します。毎年ビックネームが続く中、今年は小林光一棋聖が出場します 』(日本棋院HPより抜粋)

しかし先日の囲碁トップ棋士に4勝1敗というAlphagoの衝撃的な活躍に今回の一連の大会はやや色褪せます。 それほどまでにAlphagoの打ち回しが神の一手を彷彿させるような衝撃的なものだったからです。

ただし本当にその打ち手が最善だったのか、他にもっと良い打ち手があったのかは謎に包まれたままになっているのが消化不良として残りました。

よってお隣のコンピュータ将棋で見てみると、昔ではツツカナ、AWAKE、最近ではApery、技巧、nozomiといったライバルの出現によって初めてPonanzaの指し手の善悪が分かるようになっているわけで、Alphagoの真の実力を推し量るには、やはり真のライバルが出現しないことには何とも言えないというのが正直な所ではないでしょうか。

欲を言えば優勝プログラムは電聖戦よりも、Alphagoに挑戦できるような舞台がほしいです。因みに私はかつて『GPSクラスター vs Ponanza』を熱望してましたが、例えば『Alphago vs UEC杯優勝プログラム』なんていう対戦カードが組まれた日には小躍りしちゃいます。

ということで、今回の大会は他のコンピュータ囲碁プログラム達が、果たしてどれだけの実力をつけてきているのかは密かに必見です!
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(囲碁記事を更新しました)

先頃、第1期電王戦の詳細が発表されました。

第1局
【日時】2016年4月9日(土)~10日(日)
【場所】関山中尊寺
先手 Ponanza  vs  後手 山崎隆之叡王

第2局
【日時】2016年5月21日(土)~22日(日)
【場所】比叡山延暦寺
先手 山崎隆之叡王  vs  後手Ponanza

【対戦ルール】
持ち時間8時間・60秒秒読み・二日制(封じ手有り)



時を同じくして囲碁のトッププロvsコンピュータとの対戦も発表されましたね。

【日時】2016年3月9,10,12,13,15日  各日13*00~
【場所】 韓国ソウル市 フォーシーズンズホテルソウル   (囲碁将棋チャンネル・パンダネット・you tubeにて中継あり)
【賞金】100万ドル(1億1000万円)
李世ドル vs  AlphaGo(Google傘下Deepmind社製AI)
【対戦ルール】勝ち負け関係なく5局全局開催
中国ルール(コミ7目半)・持ち時間2時間・60秒秒読み3回

こちらは囲碁将棋チャンネルから拝借した画像です。ところで李世ドルってこんな若者でしたっけ?なんか芸人よいこを彷彿・・・いや失礼



奇しくも将棋界と囲碁界が同時期にコンピュータとの頂上決戦を行うことになります。ただ意味合いは大きく異なり将棋の方はコンピュータが圧勝するであろうとの見方が大半で、逆に囲碁はまだトッププロの方が勝ち越すであろうという見方が強い。

しかし将棋も封じ手を間に入れた持ち時間8時間の二日制のため、かなり人間側もやれるんではないかと個人的には思っています。山崎叡王には心身共に万全の態勢でPonanzaとの対局に挑んで欲しいと思います。そしてあわよくばPonanzaに連勝して電王戦を盛り上げてほしいですね。

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NHK将棋テキスト2015年11月号に衝撃的な内容が掲載された。そう、千田翔太五段の自戦記だ。

『コンピューターの強さを知れば知るほど人間同士の将棋を研究することに意味を感じなくなる』

このような冒頭の件から始まり、問題局面の考察をコンピュータの示す解析手順で示し、敢えて自分の意見は封印する。

終始コンピュータ目線に徹した文章は、Ponanza開発者山本氏が書いたと言われても信じてしまいそうな内容だ。そこにプロ棋士としての意地やプライドは微塵も感じられない。自分はAperyに2割しか勝てない、そのソフトに意見を聞いて何が悪いのかというわけだ。

強いことは分かるが、そのソフトに頼りきってしまうといざ未知の局面に出くわした際に肝心の自身の考える力が醸成できておらず棋力向上には繋がらない。そのように考える棋士が圧倒的な中、この研究姿勢は貴重である。これが正しいのか、正しくないのかは今後の千田五段の活躍の如何で確かめたい。

さて、そのコンピュータとの頂上決戦『第1期電王戦』に挑む人間側の闘いが佳境を迎えている。ベスト4の組み合わせが郷田vs行方、村山慈vs山崎となったが、この中ではコンピュータの強さを嫌という程味合わされた電王戦経験者は村山ただ一人なので、もし村山が叡王になれば、前回以上の事前研究をして本番に挑んでくることは想像に難くない。

では残りの者はどうか。行方、山崎もその若さゆえの柔軟さを持ち合わせているため、粗探しとまではいかないがある程度ソフトの棋風というのを感じれる程までは研究してくるであろう。

しかし郷田は違う。現在でもコンピュータとは一線を引き、文字通り脳に汗をかいて、自らが導き出した答えのみが自らを昇華させると信じている。電王戦出場に決まっても、本番に最高のパフォーマンスを演じる、このことのみに主眼を置いて普段の対局姿勢同様に気息を整えてくるであろう。

ならば私は願う。人間側が勝ち越したという意味合いしか持たなかった前回のFinalの闘い方はもう飽き飽きした。次はぜひ郷田ようなコンピュータとは対極に位置する、異種格闘技戦の檜舞台に相応しい存在が代表になってほしい。本当に。


一方コンピュータの最高峰を決める闘いが、いよいよ1週間後に迫ってきた。主な上位ソフトは以下の通り。

『ponanza、大樹の枝(旧Apery)、超やねうら王、Selene、習甦、大将軍(旧N4S)、ひまわり、Calamity、大合神クジラちゃん 電王戦Ver、nozomi、D将棋、tanuki- 等』

NineDayFever、AWAKE、GPS将棋、YSS、激指といった猛者たちがいないことより、上記の中からは間違いなくponanzaが主役を演じると思われるが、昨年のAWAKEのようにこの電王トーナメントで新たなスターが誕生することを期待したい。そしてコンピュータ同士の最高峰の闘いで、我々に将棋の深淵を見せて魅了してくれれば、電王戦も一際耳目を集めるはずだ。

何はともあれ1週間後が待ち遠しい。因みにダークホース候補には超やねうら王を推したい。ソフトもそうだが私はあの開発者がどうも気になる。何しろ彼は人をどうやったら笑わせれるか?という大阪人気質の塊であり、同じ大阪人としてこの開発者には故郷の匂い(臭い?)を感じて仕方がない。でもって本当に“超”なのかを見極めたい(笑)
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『千里の棋譜』というAndroid版無料アプリが2015年7月よりGoogleストアにて公開されていたので、早速DLして先程第1章を終えました。



製作がchild-dream社という私の大好きな会社だったので、期待はしていましたが、その期待を上回るストーリー展開で次が待ち遠しくてたまりません。

内容はコンピュータvs将棋最強者との頂上決戦前に、失踪した時の名人をフリー記者の可愛い主人公が探すというアドベンチャーゲーム仕立てのノベルです。

登場人物には大山十五世名人や羽生名人、森内九段など将棋界の実在人物を模した人が多く出てきてリアル感が演出されています。特に高橋九段は自身のブログ(みっち・ザ・ワールド )でも紹介されているように、そのまま実名で出演されていてアニオタぶりをいかんなく発揮しているのには苦笑です。

今後最終章の第4章までをずっと無料で公開されるとのことで、物語以上にこの会社の真意が謎でしたが、この製作者ブログからご本人の将棋愛から来る普及活動の一環との告知があり俄然親近感を持ち、私も応援したくなったので、私のしがないブログの掲載に至りました。。

このアプリは無料なのが驚きなのですが、更に驚きなのが、人気将棋アプリ『将棋クエスト』とも連動していることです。

『■「将棋クエスト」と連携
人気上昇中の将棋対局アプリ「将棋クエスト」と連携。物語中で将棋の対局場面があった場合に将棋クエストを起動して、コードを入力することで、実際にその対局ができるという趣向を用意します。
将棋クエストからも将棋ミステリへの告知を行って、相互にユーザーを共有します。また、将棋初心者は対局に勝たなくても進められる一方で、対局して勝った人には台詞が増えるなど、上級者初心者の双方に配慮した仕様にします。』

また製作者の一番の狙いが将棋の普及にあるため、将棋を知らない初心者でも遊べるように本編とともにライトユーザー用のシナリオも用意していますので、安心してプレイしてみて下さい。
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「週刊文春」(8/13・20 夏の特大号)にドワンゴ/川上会長×羽生善治名人が人工知能と将棋の未来について会談した記事が掲載されていました。今日はその感想です。

川上会長の話は勿論なのですが、羽生さんの博識ぶりには舌を巻くほどです。将棋の道に進まなくとも一流の研究者になっていても不思議はないと感じました。

内容は凄まじい勢いで進歩する科学というお題目で、コンピュータの進歩から始まり、Googleの自動運転技術、シェフワトソン、そして2045年の技術的特異点、シンギュラリティに話は発展していきます。

ここでシンギュラリティという聞き慣れない言葉が出てきたので詳しく調べてみると


『  技術的特異点(Technological Singularity)とは、未来研究において、人類の技術開発の歴史から推測して得られる未来のモデルの正確かつ信頼できる限界(「事象の地平面」)を指す。

「強い人工知能」や人間の知能増幅が可能となったときが技術的特異点になると考えられている。フューチャリストらは、特異点の後では科学技術の進歩を支配するのは人類ではなく強い人工知能やポストヒューマンとなり、従って人類の過去の傾向に基づいた変化の予測モデルは通用しなくなると考えている。

この概念は、最初に数学者ヴァーナー・ヴィンジと発明者でありフューチャリストであるレイ・カーツワイルにより提示された。彼らは科学技術の進展の速度が人類の生物学的限界を超えて意識を解放することで加速されると予言した。

この意識の解放は人間の脳を直接コンピュータネットワークに接続することで計算能力を高めることだけで実現するのではない。

それ以上にポストヒューマンやAI(人工知能)の形成する文化が現在の人類には理解できないものへと加速して変貌していくのである   』
(NEVERまとめ http://matome.naver.jp/m/odai/2129964977043486801/2129994399646915703)

つまりシンギュラリティとは人工知能自らが今の自分よりも知能の高い人工知能を生み出し、またその人工知能が更に上を行く知能を生み出しというように、その特異点以降の技術進歩のイニシアチブが人類から人工知能にとって変わられるというような一種悲しい日ということのようです。

このシンギュラリティは決してSF的な話ではなく列記とした確実にやって来る避けられない日とのこと。しかし人間も馬鹿ではないので人工知能が暴走しないように足枷を履かしてうまくコントロールしていることでしょう。

と、話は逸れましたが、羽生さんが今後コンピュータに期待する部分がとても面白かったです。それは升田幸三を人工知能化して再現してもらうといったものです。こちらの息遣いや、表情、仕草から何を考えているかを読み取り、その上で次の一手を捻り出すように。

なるほど、今の無機質な計算で答えを弾き出すコンピュータソフトよりもずっと魅力的でわくわくしますね。そのようなものを創るには、残っている棋譜はもちろん、その人の書いた書物やエピソード、数々の発言などを取り込んでその人そのものに成りきることができる人工知能が必要ですね。

で、もし升田幸三が実現できたなら、次は大山康晴、坂田三吉、はたまた江戸時代の天野宗歩というように次々と欲が出て、夢物語が現実になりそうです。あ、囲碁ならもちろん本因坊秀策でしょうか(笑)。

この動きは何も将棋、囲碁に限った話ではなく、あらゆる分野でこのような歴史上の偉人を人工知能化する動きが活発化していくことでしょう。中にはもういない身内を再現する人も出てくるかもしれません。でも余りにも身近過ぎて実際話してみると別人だと分かってしまって一気に興醒めしてしまう可能性もあり、その辺の匙加減は難しそうです。


会談の締めくくりで、川上会長が羽生名人に叡王戦出場の熱いラブコールを送っていましたが、コンピュータとの勝敗が今後の将棋界の運命に直結してしまう恐れが十分ありますので、正直出場したくないでしょうね。私もそのような気持ちを抱えて決戦に臨む羽生名人の姿を見るのは忍びないので出なくてよいと思います。

ではどうすれば羽生名人は出場してくれるのか?

キーワードはAIでしょう。例えばコンピュータ側を先程の升田幸三AIや大山康晴AIなど多くの偉人AIが参戦できるようないわば“AI&コンピュータソフト混戦トーナメント”化してしまえば、天照大御神を岩戸から出すように羽生名人も参加してくれるような気がします。このような夢物語企画は川上会長、ドワンゴの得意分野でしょうか(笑)。今後に期待します!
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朗報が舞い込みました!電王戦Finalと銘打って息絶えたかにみえた電王戦シリーズがトーナメント形式となって息を吹き返しました!そして最後にはなんと最強コンピュータと最強棋士との頂上決戦が待ってます!と興奮を隠せない私ですが、何はともあれどんな形でもこの真剣勝負の電王戦が続いてくれることに安堵しています。

それにしても出場をエントリー制にしてあくまでも有志のみとしたり、タイトルホルダーが出やすいように肩書きを全員段位にさせたり、頂上決戦を敢えてチェス風の二番勝負にして引き分けという概念を取り入れたりと、実に新規電王戦が練りに練られた形式になっているのには正直驚かされ、またそこまでに辿り着くまでの関係者の様々な苦労が目に浮かびます。

四年間の電王戦は、どんなプロ棋士でもコンピュータに負けることはあり得ると、私たち将棋ファンに甘受させるには十分な期間でありました。

そのお陰でこのような頂上決戦形式の棋戦を遂に設営できるまでになったのですからこれまで支えてくれたドワンゴさんには大いに感謝しないといけません。

今後も3年間はこの新規電王戦をしっかり支え続けて下さいね!

さてここで私から勝手な要望があります。今後も滞りなくこの棋戦が運営されるためにも関係者の方々には以下の点を加味してもらえないでしょうか?無理な期待も入ってますがドワンゴさんならやってもらえると思います!

●電王トーナメントも人間側と同様に三番勝負にて優勝ソフトを決める→その方が双方のバランスが取れ、かつ真の最強ソフトを選出できます。

●頂上決戦用のコンピュータの貸出は認めず、同棋力のコンピュータとの対戦棋譜をアップデート毎に提出する。つまりアップデートは何回してもOK。

●当日にハードの制限は一切課さない。つまりミウミウと対戦した時のようなGPS仕様でもOKということ。しかしトラブルを回避するためにも正常に動くかどうか試し、事前に当日の試用版の対コンピュータ相手の棋譜の提出は必須とする。

●対面する代指しには「電王手さん」ではなく、「アンドロイドくん」を鎮座させる。そして始まりと終わりの挨拶や長考中の腕組みをさせ、駒音を気高く立てさしたりと恰かもそこに血の通った人間がいるような違和感の無さを演出する(じゃあ初代代指しの三浦くんでええやんかという指摘は置いといて(笑))

●羽生四冠が出場した際は全員決死の覚悟で討ち取りにいき、なにがなんでもコンピュータとの一騎討ちを食い止める。

●どの棋士も最後まで全力で優勝を狙う(当然ですが・・)



以上の六点ですが特に二点目をルールに盛り込むことにより、対戦する棋士にデバック作業等の無意味な時間浪費と疲弊を減らし、対戦棋譜から情報を得るという普段の対人戦と同じ対策を取れるようにするといった利点が生じるはずです。

何がなんでも、どんな手を使っても遮二無二勝たないといけないという雰囲気は前回の電王戦が最後なはず。次回は棋士道に則った純粋に楽しめる将棋を期待します。たとえタイトルホルダーが代表者となって負け越そうとも何も変わりません・・・

但し、万が一羽生四冠がエントリーしてトーナメントに優勝し、人間側の代表者になった場合だけは世間の目が変わり、チェスでのカスパロフvsディープブルー戦のような世紀の一戦と報じられてしまうことが容易に予想されますので、勝敗が実に今後の将棋界を左右させてしまう恐れがあります。

そのような事態は避けなければならないので、出来ればこのまま羽生とともに渡辺や郷田といったタイトルホルダーは参加しないで羽生の不参加を支えるべきです。君子危うきに近寄らずです。

今日のところはこの辺で。
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名人戦第4局の前夜祭にいって参りました。静岡に来てこのようなイベントも初参加。羽生名人とは札幌での王位戦?以来実に15年振りの再会。今も変わらぬ実力に下を巻くばかり。







羽生名人演説時は目を閉じていることが大半なので開眼写真は至難です。行方八段もパチリ。メガネがかわいい。




徳川家康公の400年記念開催でもあったのでこのようなド派手な人形が登場していました。因みに中身は空気で膨らませてあるだけで片付けは簡単そうです。




子どもにうっかり一眼を奪われ、何でもかんでも撮りまくられました。壇上には本田女流の他ハッシーや菅井六段の姿も。ハッシー演説時に観客のオヤジから「金髪はもうやめたのか?」とのヤジが飛ぶも「私ももう32になり、すっかりトゲも無くなりこのように円くなり、時代は20代が作ってくれます。ではその20代の菅井さん宜しく!」と難なく対応していたのには流石ハッシーだなと感心しました。




最後に記念の扇を貰いご満悦。それにしてもナメチャンの文字が「醸」というのには笑いました。回りからも酒関連のエピソードでかなり弄られ、自らの演説でも静岡は酒が有名なので云々と話していたので妙にしっくりきます。青野九段からは前回の初挑戦時の王位戦の対局前に酒をセーブするかと思いきや「少しだけ」と始まって最後には、「青野さん、もう一軒行きましょう!」と自分から誘ってきてかなりのお酒の量になるも翌日は快勝というエピソードを披露され、照れていました。でも今日は本当にほどほどに。

明日からの対局が熱戦になることを期待してやみません。
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最近、うちの息子たちはオレカバトルなどのカードゲームに夢中だ。大型スーパーに行けばゲームコーナーでカードバトルをするためにお金をせがむというのが日常茶飯事になっている。これはポケモンや妖怪ウォッチから来ている大きな流れだと思う。いや、どれが先かどうかの話になるとニワトリと卵の関係になってしまうのでここではそれに触れない。

我が家の方針は『ゲーム機は一切買い与えない』というもの。病院やコンビニなどで目にする風景は異常ですらあり、それを容認している親もどうかと思う。子どもがやりたいとせがむから、仲間外れにされるから、勉強に役立つからなど言い訳は山のようにできるが、要は買い与えてそれに熱中してくれれば親は好きなことをできるから楽なのである。

旅行に行っても車窓に見向きもせずひたすらゲーム機とにらめっこしている話を回りから聞くと心がひどく痛む。そんな子どもが大きくなったらどんな大人になるのか?言わずもがなであるが、しかしゲーム会社の戦略にまんまと引っ掛かる大人が余りにも多過ぎる。本当に日本はどうなるのか?しかしこれは海外でも同様らしい。

そんな考えから、カードを集めてスーパーのゲームコーナーで遊ぶのはOKと容認している。しかし、最近そのような考えをも再考しないといけないような記事が新聞コラムに掲載されたので紹介したい。

植松努の遠望眺望
昔のヒーロー~不屈の魂に学んだこと
『わずか300人のスパルタの兵士が、数万のペルシャの軍隊と戦う歴史映画があります。この映画の中で「敵はたったの3倍だ!」という台詞があります。

この言葉が大好きです。元気が湧いてきます。だから、この映画を様々な人に勧めています。同じ世代だと、この台詞の格好良さに共感してくれます。しかし、不思議なかとに大学生になると、大半が「3倍?無理!負けるに決まってる」と、切り捨ててしまいます。

自分は小さい頃から、アニメやマンガが大好きです。諦めないヒーローがたくさん登場するからです。

昔のヒーローたちは、強敵に一度負けたとしても、特訓して新しい技を身につけ、再び挑んで最後には勝ちを収めました。その姿に憧れます。そして自分も困難を乗り越えるために特訓をする。自らの力を高め、困難に挑むのは当然という思考回路に入ります。

今のヒーローたちはどうでしょう。本人は戦わず、代わりに手下の精霊やモンスターを戦わせます。より強力な手下を持つことが強さの秘策となる。今時のヒーローはゲームにも登場し、カードになった手下たちを戦わせます。ゲームではお金をたくさん持つ人がたくさんカードを所有して強い。カードを販売している店では強いカードに破格の値段が付いています。

お金の多少で戦いの結果が左右される世界だと、自分よりお金持ちと戦えば負けます。自らの能力を高めることより、より多くのお金を手に入れることの方が大事になる。「お金がないから勝ち目がない」という思考にも陥りがちです。

お金と関係のない土俵での勝負だと、能力が勝敗を左右することになります。自分の能力に確信を持てれば「敵はたったの3倍だ!」という台詞を聞き、元気が湧いてくるはずです。「負けるに決まってる」と、勝負する前から諦めてしまうことだってないでしょう。

「お金最優先」ではない価値観。そのことに気付かせてくれた昔のヒーローたちに今も感謝しています。』


この方によると既にポケモンや妖怪ウォッチなどのコンセプトまでにも言及してくるような意見で、カード集めまではOKという我が家の方針をも揺さぶりかねないと感じた。

では過去のヒーローではなく現代の親をも納得させるヒーローとは何なのか?

まず筆頭で思い浮かぶのが昭和の時代から続く仮面ライダーだ。ただどうしても対象年代が幼稚園児中心になってしまう。それでは小学校低学年児にとってのヒーローとは何か?

それはスポーツではないだろうか。上級生たちの格好良い姿がそのままヒーローになるのではないか。延いては自ら鍛錬を積みお金では得られない自らがヒーローになることを夢見させてくれる「スポーツ」が現代のヒーロー学なるものに相応しいのではないか。そのような考えもあって最近地元の野球少年団に一番上の息子を4月半ばより入団させた。

活動は毎週土日と祝日で、GWは連日ずっと練習になり、流石にくたくたなっていたので、これはちょっと弱音を漏らすかもと思ったが、GW最後の晩に「明日学校?ずっと野球だけしていたい!」という言葉にそんな考えが杞憂であったことに安堵する。

まだまだ投げ方、走り方がぎこちなくヒーローへの道は険しいが、ゲームのレベルアップ音ではなく、自らを鍛錬して鳴り響く心地好い体の琴線(体の悲鳴?)を体験し、一回りも二回りも野球が上手くなることを実感して、やる気を継続してほしいものである。

ただ親の手伝いも苛酷。しかし、全て子どものためと覚悟を決めて、私も懸命に手伝いに励もうと思う。


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