![共通スラヴ語音韻論概説](https://stat.ameba.jp/user_images/9c/ea/10106745348.jpg?caw=800)
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『共通スラヴ語 音韻論 概説』
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印欧祖語の音韻体系がどのようなものであったか。
↓
そして、その音韻体系が、スラヴ祖語でどのように変化したか。
について詳細に述べたものである。言語に詳しくないヒトには
だから?
かもしれないが、これはスゴイことなのである。
(1) 日本語で読める類書はない。
(2) 他の語派についても、類書はない。
↓
すなわち、印欧祖語が現代語でどうなったかについて
具体的に述べた、日本語で初めての書物
なのである。
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『印欧語比較文法』 (岩波全書) 高津春繁 (こうづ はるしげ) 著
があります。あるにはあるが、「語学が好き!」 という程度のヒトが手にとっても、最初の数十ページで、何が書いてあるのか皆目わからない、という状態におちいります。それに、この本は、岩波で品切れ中。
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29,500円
です。2005年の重版で、もとの価格は 3,200円+税ですよ。まあ、いずれにしても、この本に何が書いてあるか、普通のヒトにはわかりません。
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普通のヒトにもわかるように書いてある
という点なのです。
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![ナゾの人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/155.gif)
原求作 (はら きゅうさく) 氏
です。上智大学の教授で、ロシア語史を専攻しておられるらしい。
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著述が、ひじょうに具体的で、
表現が、簡潔、明快、
そして、ていねい
なのです。とてもわかりやすい。
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『ロシア語史講話』
も名著です。 ロシア語について 「?」 と思うようなことについて、多くのタネアカシが書かれています。
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★★★★★
を差し上げたい著作です。
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『共通スラヴ語音韻論概説』 水声社 / 原求作 著 / 4,500円+税
![得意げ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif)
『ロシア語史講話』 水声社 / 原求作 著 / 5,000円+税
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