またもやひまわり証券の田中さんシストレ記事から。
->トレーディング、Arts&Logic by 田中 雅 - 間奏曲(3):売買ストップの原型を捜し求めて
田中さんがひょんなことから手に入れた金色に光るCD。
この中にはなんとあるスーパープログラマーの開発した、
ありとあらゆるボラティリティ・ブレークアウトの素材となるアイデアを網羅して、その中から究極の理想的なストップ(逆指値)を発見する為の研究プラットフォームが入っていたんです。
その中には誰も見たことも聞いたことも無いような最先端機能が既に盛り込まれていました。
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・WIndows3.1時代になるなならないかの過渡期時代なのに、仮想32ビットエンジンのようなものを備え、物理メモリーの全てに日足データと膨大なチックデータを読み込むことが出来た。
・古臭いDOS環境ソフトであるにもかかわらずその計算速度は今日でも最先端システム構築ソフトよりも早い。
(DOSが走る最後のプロセッサーだった最速のペンチアム4を使用すると、1秒間に50年分くらいのデータを計算することが出来る)
・全幅検索はもちろんのこと、ひまわり証券のトレードシグナルのような最新鋭のシステムにやっと搭載されるようになった遺伝子的アルゴリズム(ジェネティック・アルゴリズム)に似た「超高速間引き探索モード」を既に備えていた。
・最近やっと話題になり始めたウォーク・フォワード探索機能を備えていた。
・それだけでなくバックワード、穴あき検索等の、現代マシン顔負けの未知データ仮想運用再現機能を既に備えていた。
・当時も今も誰も語ったことの無いような奇抜なボラティリティ計算のほぼ全ての素材がそろっていた。
・使用者はプログラミングする必要が無く、検索エンジンを稼動させる命令書を書くだけですんだ
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もうなにがなんだかわかりませんが、21世紀の現代でも実現していないような技術を、20年近くも前に実現したプログラムがあったってことですね!
それを使って田中さん、ありとあらゆる金融市場で有効だと思われる万能型基本型の順張りストップを求めて検証しました。
そして弾き出されたその計算式は、想像を絶するシンプルさだったのです。
詳しくは連載記事を読んでくださいね。
->トレーディング、Arts&Logic by 田中 雅 - 間奏曲(3):売買ストップの原型を捜し求めて
しかしそのCDを手に入れるまでのエピソードが面白かったです。
実質と合理性を重んじるオランダでは、相互の面子とかプライドに対しては日本ほどにこだわることが無いそうで、その国民性に田中さんもずいぶんもやられたみたいですよ。
文化が違う環境で働くって大変ですね