またしても、発作的に舞台観劇っす!
連チャンです!!
赤坂ACTシアターで上演中のミュージカル「嵐が丘」。
チラシの画像が見当たらなかったので、自分撮りです(^▽^;)
「e+(イープラス)」に登録しておりますと、お得チケットのメールが送られてくるのですよ。
先日のメールに、「e+貸切公演 S席11,000円→7,000円 おまけに、アフター・トーク付き」とあったので、
3連休に予定の無かった寂しい私は(先に言っとく!w)、少し迷ったのですが、チケットを購入しました。
このミュージカルの事は、勿論、以前から知っていたのですが、主演の河村隆一にもヒロイン役の
平野綾/安倍なつみ(Wキャスト)にも興味が無かったのでスルーしていました。
しかし、先のお得メールが来る少し前にTwitterのフォロワーさん(ミュージカル好きのアニメ脚本家)が、
観劇の感想を呟いていて、少し絡ませていただいたので、何となく引っ掛かっていたのです。
ミュージカルと言えば、僕は、帝劇で演る「レ・ミゼラブル」が大好きで、もう4回位は観ているのですが、
それ以外は、あまり興味がないのです。
というか、あまりにレミゼが好き過ぎて、他のは観る気がしない・・・
で、やはり、この「嵐が丘」もレミゼと較べてしまうのですよね。
先に、「嵐が丘」の良かった所を書いておきます。
平野綾さん。言わずと知れた超人気声優さんです。
まぁ、発言に色々と問題もあり、アンチも多い事で知られています。
正直、僕は興味ありませんでした。
今回の「嵐が丘」が、初舞台であり、初ミュージカルでした。
しかーし、この娘、とても上手です。
歌も上手だし、演技も堂々としていて、気持ちが良かった!
客席が遠目だったので、表情までは分からなかったのですが、雰囲気で良さが伝わりました。
あと、育三郎、歌うめーーっ!!(笑)
えと、ミュージカル界の貴公子、山崎育三郎さんの事ね。
レミゼとも縁の深い人ですね。
主役の河村隆一は・・・特にないです。
ミュージカルという事で、3時間コースを覚悟していたのですが、上演前にタイムスケジュールを見たら、
休憩20分を挟んでおきながらも2時間ちょいしか無かった。
短すぎるので、不安だったのですが、案の定、ストーリーが・・・
アーンショウ家が没落していく様やヒースクリフが復讐鬼となって<嵐が丘>に舞い戻る過程、
イザベラとの不幸な結婚生活やらが端折られ過ぎていて、物語がよく分からない。
登場人物自体、端役を含めて20人もいないので、舞台に迫力が欠ける。
群集劇でもあるレミゼと較べるのは、端から間違いかも知れないけど、同じ様に高いチケット代を考えると
ちょっとなぁ・・・
主役の二人がメインの愛憎劇だから、存分に歌ってもらえばいいんだけど、楽曲も少ないんですよね。
うーん・・・勿体ない!!
LUNA SEAのヴォーカルでもある河村隆一さんは勿論、山崎育三郎さん、平野綾さん、父親役の
上条恒彦さん、元宝塚雪組トップスターの杜けあきさんと歌の上手いキャストを揃えているのだから、
楽曲はもっと多い方がイイ!!
上演時間も3時間にして、物語も端折らずにした方が、ずっと良くなるのに・・・惜しい。
いや、文句ばかり書き連ねましたが、惜しいんですよ、本当に。
そういうのを改善してくれれば、レミゼみたいに長年愛されるミュージカルになれるかも知れないのにな。
はっ!また、レミゼと・・・(^▽^;)
というわけで、またですぅ~♪