SMAPの上海公演延期という話が出た段階で、尖閣諸島沖での衝突事件を巡る日中関係は、子供の石の投げ合いステージに突入した。
この話は、政治的には、両国にとって複雑かつセンシティブな問題だと思うけれど、それを民間レベルに即刻落とし込んだ事で、中国のお国柄が露見してしまった感がある。
日本は、こんなレベルの議論に巻き込まれる必要はなく、あくまでも政治レベルでの交渉に特化すべきである。近代国家というものは、そういうものであり、程度の低い議論や交渉に甘んじているのは、時間の無駄、税金の無駄としか言えない。