10月3連休のナカ日も、穏やかに晴れ、空気もカラっとしていて、抜群の外出日和。

…こんな麗らかな日なので、白金台の東京都庭園美術館に足を運んでみました!
庭園美術館は、もうすぐ改装を控えていて、暫く閉館するので、これはリニューアル前に行かなければ!…とずっと思っていたのですが、ちょうど10月6日から、「アール・デコの館」の展覧会が始まったこともあり、本日、行ってきました~!!

この美術館の建物も、レトロで良い感じ☆

普段は庭園美術館内は撮影禁止なのですが、今回のエキシビジョンだけは撮影可能で、皆さん一眼レフ片手に撮影されている人も多かったです。(← にも も今日、携帯じゃ無くて一眼レフが欲しくなったよ。。。)
連休なので、観覧されている人もいっぱい…
でしたので、にも は、一切合切、作品の解説等は全く読んでいません。
…以下は、全て独断と偏見に満ちた、にも の感想ですので、アートに詳しい方や芸術家の方は、以下の文章は読まずに、写真のみご高覧くださいませ。

入口は、ガラスのレリーフでお出迎え。

いきなり、Art Déco でウキウキ嬉しくなってしまった にも。
入口を入って、すぐに目を惹いたのが、この香水塔。

次室から見るとこんな感じ。

扉。

この扉は、如何にもアールデコ!! 線のシンプルさでもって集合体を成し、全体の有機的作品へと変貌を遂げる。素晴らしいー☆
ブルーの壷。

2種類のブルーのコントラストと、そして白の花模様のレリーフの壁紙がそれぞれ映えています。
照明も、幾何学的なテクスチュアを通した光の投影が美しい☆

…と、こんな感じで、この建物の空間が素敵過ぎて、写真を撮りまくってしまいました~。
アール・デコ ポスター。

床。

現在から見ると、モダンというより、もう既にレトロな領域に感じます。
ラジエーターカバー。

魚さんのモティーフです。
…茶色い壷が置かれているお部屋は…。

こんな感じ。

クラシックだ~!!
そして、にも が一番好きだった空間は、2階のガラスのアールデコ工芸作品が置いてあるお部屋でした。
照明。

ガラスのウォーターサーバーと、グラス。

ガラス作品いろいろ。

フクロウの花瓶。

金魚のお皿。

金魚って日本の金魚だけど、フランスで活躍した芸術家、ゴッホやモネなどの印象派の画家とかもそうだけど、ジャポニズム、日本への憧憬があったんだよね。
そのジャポニズムが継承されているか、 ただ単に日本国がこの建物を造る時に作ららせたかは定かではないですが…。
ガラスの花瓶。

ガラスだと、その素材の性質故に、冷たい印象になりがちだけど、花のモティーフがとても柔らかな印象にしているなぁ。
吊り下げのランプ。

ヨーロッパでもよくお見かけした、ランプ。何と無く懐かしさを覚えます。
そして3階は、ウィンターガーデン。

太陽光が降り注ぎ、明るく、冬でも暖かいというお部屋です。
これも、今となってはレトロモダンな家具です~!
でも、本当に良い作品って時代を超越して、こうやって良いものとして受け継がれていくんだと思います。
最後に、階段踊り場から。



※ 東京都庭園美術館・夜の美術館ライトアップ ※
毎日午後4時から閉館まで。
夜間開館 2011/10/28(金)~30(日)の3日間は、午後9時まで開館いたします。(入館は閉館の30分前まで)
◆ライトアップ+野外映像プロジェクション
ライトアップされた建物に、戦前に撮影された旧朝香宮邸での日常風景や婚儀などの際の映像を投影します。夜の美術館での幻想的な映像上映をご堪能ください。
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↑ う~ん、これも観に行きたいなぁ~。
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東京都庭園美術館
※ アール・デコ展は、2011/10/31(月)まで
東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
[HP] [地図]