連載 第一回
数十年前、秋の終りころ
ある事情で 里の祖母と湯治場で1ヶ月過ごした
ふるびた なにもない 4畳半2つ ふとん迄 賃貸しの自炊
朝風呂 朝食 執筆
昼飯 散歩 執筆
夕餉 むかし語り 時々風呂
むかしの文豪きどりで、ゆっくりと時は流れる
まんまるな顔 つぶらな瞳 の可愛いおばあちゃんとの生活
祖母は 苦労話をしない人で、楽しかった頃を話す
母の姉妹・祖母の弟達から キツイ現実を聞いている
それらを踏まえて、祖母の視点で振り返って見たい
ちょうど100年前 尋常小学校を卒業した
旧家ではあったが、後妻の子で弟は壬生寺の小僧に
叔父が勉強のできるのを惜しんで奈良高女に行く事となる
高女の最終年 校長の勧めで見合いすることになり
結納もすむ、夫に決まったのは早稲田の3年生
籍も式も まだだったが春には東京での生活が始まる
時は大正浪漫(ロマン) 東京は浮かれていた
神田川に桜の咲く頃、小さな妾宅風の一軒家
歌舞伎を中心に2日とあけずに、2人で出かける
松井須磨子も見たと「カチュウシャの唄」も歌う
田舎育ち 校長先生の秘蔵っ子 お堅い家の18むすめ
やさしさと洒脱さが 取り柄の未来の夫
見るもの すべてが美しく 素晴らしき甘い生活
一年は 雲の上で 夢見るようにすぎて行く
今夜はココまで、次回『花嫁行列・・・』を お楽しみに♪
連載に耐えるか?は別として連載・・・けってぇ~~ぃ♪
本シリーズ(他もか?)は 本当を書き 嘘は書きません
デモ:思いっきり読む人を誤解させる事を目的にします
君ニモ あなたニモ 質問のチャンスがある
コメント頂ければ、NET デモ調べにくい情報を開示しますよ♪