ちょっとだけ、お久し振りの更新です
Y-SMILE.の山口亜澄です
初めましての方は
http://ameblo.jp/nikonikoazumin/entry-12207314775.html
14~16日まで、鹿児島におりました
補助犬普及プロジェクトにY-SMILE.として協賛、私達も勉強させてもらうため、鹿児島へ向かいました
聴導犬レオンはキリッと
補助犬勢揃い
向かって左から、介助犬、聴導犬、盲導犬、盲導犬です
牡蠣が美味しいのよ~
ホンモノみたいじゃけど、コレ皮なんよ
キレイな空…
鹿児島も広島とおんなじで、聴導犬も介助犬もゼロです
そもそも居なかったら見る機会もないし、知る機会もなかなかありませんよね
だから知らなくて当然になるし、いきなり「聴導犬です」って言われてお店や施設に入ろうとされたら、不安になるのも当然だと思います
でも、不安だから断る、知らないから断る、というのは、果たしてどうなのでしょうか
まずは聞いてみてはいかがでしょうか
どんな犬なのか
ユーザーさんはどんな障害を持っている人なのか
お客様は、本当に迷惑するのか
ただ自分が不安だから、トラブルがあってからじゃ遅いから、という理由でお断りしてはいませんか
日本の福祉が進んでいないのは、コミュニケーションを取らないからだと思います
補助犬3種類全て、入店拒否が多くみられますが、その中でも聴導犬ユーザーは特に、入店拒否が目立つように感じます
声でコミュニケーションが取れる盲導犬ユーザー、介助犬ユーザーは、最初に断られたとしても交渉が出来ますから、お話を聞いてもらえる可能性が高くなります
しかし聴導犬ユーザーは、手話が出来る人、発声出来る人、読唇術が得意な人、筆談で会話する人など、コミュニケーション方法は様々で、更に聞こえの程度も様々です
もし入店拒否を受けた場合、説明しようにもコミュニケーションがうまく取れず、通じなくて交渉が出来なかった…というケースも多くあります
この事実を知るだけでも、きっと社会は変わると思います
「コミュニケーションとは、声だけではない」
これを知るだけでも、変わってくるハズです
もし目の前に、「聴導犬」というケープを着けたワンちゃんが居たら、「この人は聞こえない人だ」と気付いて下さい
そして、もし入店拒否をされていたり、スーパーや施設などで「ペットはダメですよ」と声をかける人が居たら、
「この人は聞こえない人です」
「このワンちゃんは聴導犬という補助犬で、ペットではないんですよ」
と、お伝えして下さい
私達みーんなが出来る事をする、伝えられる事を伝える、それでいいのです
それが、とっても大事なんです
今はまだ、広島は聴導犬も介助犬もゼロですが、いつかユーザーさんが現れた時、「この町は皆が補助犬を知っていて住みやすいな」と思えたらいいですよね
そんな街を創れるのも、私達一人一人の力なんですよね
日本中が補助犬を知ってて、どこに行っても「どうぞどうぞ~」って楽々と入れて、障害があろうがなかろうが、気兼ねなくどこへでも行ける、そんな社会を創りませんか