ＡＫＢ４８、ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８、ＨＫＴ４８が１１日、それぞれの専用劇場でチャリティー公演を開催。被災地訪問プロジェクトとしてＡＫＢ４８グループ全メンバーの参加を目指す。
大阪・難波のＮＭＢ４８劇場では、キャプテンの山本彩（１８）を筆頭にＮＭＢ４８全６７人が勢ぞろいし「純情Ｕ―１９」など計１２曲を披露した。
ＡＫＢメンバーと被災地入りした３人を中心にステージから語りかけた。５月２２日に岩手県大槌町を訪れた山本は「皆さんが私たち以上に笑顔で出迎えてくださった」。その後、お礼の手紙をもらい「私たちの歌で言葉で笑顔になってもらえるんだ」と、勇気づけられた。
６月１１日に同県宮古市で元気いっぱいの男の子と遊んだ渡辺美優紀（１８）は「後でその子が親を亡くしていると聞いて言葉に詰まってしまいました」。山田菜々（１９）も７月９日の宮城県南三陸町での思い出を振り返り「私たちに今できることは元気にパフォーマンスして、たくさんの人に元気になっていただければうれしい」と涙ながらにメンバー全員の成長を誓った。