特製ヘッドマークを掲げ、
JR日光線[下野大沢]-[今市]間を走る快速「GOGO NIKKO」(回8882M)です。5月4日撮影。
2015年GW後半は天気にも恵まれた5連休。
各地で臨時列車が走りましたが、
日光線では臨時快速として「GOGO NIKKO」号が活躍しました。
185系の4両編成が単独で営業列車として走るのは稀だそうで、
春の臨時列車発表後、ごく一部?では注目されていましたが、
最近の臨時列車としては珍しく、前面・側面ともにシール幕が掲げられての走行となりました。
動画はこちら。
[今市]-[日光]間を走る快速「GOGO NIKKO」号です。5月2日撮影。
日光方面は4月末に入るとサツキが咲くシーズン、あちらこちらで鮮やかな花を咲かせます。
日光駅に停車する185系C7編成、快速「GOGO NIKKO」号です。
快速「GOGO NIKKO」号のヘッドマークと側面幕です。
側面幕の「Nikko」のフォントがどことなく懐かしく。
世界遺産登録や円安の影響もあり、増加の一途を辿る外国人観光客。
様々な国から訪れている様で日中の日光線は国際色豊か。
日本で無い様な雰囲気があったりしますw
今年の臨時快速は、そんなご時世を意識したネーミングとデザインなのでしょうね。
日光駅前ではちょっとした日本文化体験コーナーでおもてなし。
慣れない筆に苦戦しつつも、書き上げた習字をおみやげにする観光客。
コマ回しにチャレンジする子供たちの声と和太鼓の音が日光駅に響き渡ります。
快速「GOGO NIKKO」号は[宇都宮→日光]という下り列車のみ。
観光客を乗せ到着した列車は、折り返し回送として大宮へ帰ります。
大宮~宇都宮間や上り列車も乗客を乗せれば良いのに…とついつい思ってしまいますが、
東武鉄道との直通特急を走らせている昨今、
色々と大人の事情があるのかもしれませんね。
田植え真っ盛りの水田を行く快速「GOGO NIKKO」号です。5月3日撮影。
4両編成の185系が何処かしら可愛らしく。
農作業がかなり機械化されたとはいえ、水田を整えるのはかなりの重労働。
観光客で混雑する列車が行き交う中、農家の方々は大事な作業を行う時期でもあります。
5月6日は「GOGO NIKKKO」号に乗車するために宇都宮駅へ。
4両編成のうち1両が指定席となっていました。
日光線では滅多に無い機会なので指定席券も購入。
購入時では6~7割が埋まっていました。
宇都宮駅5番ホームには「GOGO NIKKO」号の乗車位置案内が。
回送列車として185系C7編成が宇都宮駅へ到着、多くの観光客が乗車を待ちます。
先頭車側(日光側)では横断幕が掲げられ、列車と共に記念撮影を行う方も多く。
また、駅員さんから子供たちには、
「GOGO NIKKO」ヘッドマークと同じデザインの特製缶バッジがプレゼントされる一幕も。
普通列車でも輸送力的には問題無いと思われる日光線の繁忙期ですが、
旅の記念と良い思い出になってくれるであろう少し特別な列車、
運行があるとやはり嬉しい所ですね。
185系C7編成の運転席周辺です。
現代的な車両から比べると何ともゴチャゴチャとした車内は、
国鉄車両らしさ、とでも言いましょうか。
快速「GOGO NIKKO」号の4号車・指定席車内の様子です。
指定席も外人さん多いなぁ。
文挟駅での交換以外はノンストップな「GOGO NIKKO」号。
日光駅に到着すると「ようこそ世界遺産・日光へ」との横断幕で観光客をお出迎え。
多くの外国人観光客が日光線を利用する理由は、
JRグループ6社共同による外国人観光客向けフリー切符、
「ジャパン・レールパス」の影響が大きいと思われます。
・JAPAN RAIL PASS
http://www.japanrailpass.net/
JR各社の新幹線や特急列車を利用出来るため、
日本国内を巡るには何かと便利な切符だそうです。
外国人観光客にとっては、
京都・奈良に次ぐ人気を誇る「日光」ですが、
実際に日光駅を利用する外国の方々の多さを見ると、驚くことしきりです。
日光線[今市]-[日光]間より田植えの終わった水田と「GOGO NIKKO」号です。5月6日撮影。
GWが終わると日光線は修学旅行列車の季節。
185系が毎日行き交う5月が過ぎれば、梅雨はすぐそこですなぁ。