事業部門をつくってみてわかったことですが、
プロデューサーと社長の仕事の性質は似ています。
自分で最終決断をして、責任をとるところが同じなのではないかと。


サービスをつくる際には当然ですが、コストがかかります。
投資した分、当然リターンを得なければいけないのですが、
最終責任はプロデューサーにあります。
現状NBUではPVやUUが主にリターンの指標になります。
また、一人でやっている分には上手くいこうが、
いくまいが自分一人の問題です。
ただ、チームで仕事をしていくので一緒に頑張っている
仲間がいて、その仲間の家庭があるわけです。
失敗して仲間の仕事がなくなれば
それもまたプロデューサーの責任です。


自分の判断ミスで会社が上手くいかなかったり、
サービスが流行らないと大変なことになるので、
手段を選ばず(もちろんモラルを守って)
必死で上手くいく方法を見つけて前に進むしかありません。


サービスを成功させるまでの過程では、
本当に色々な困難やつらいことがあると思います。
そこで落ち込んだり泣いたり、
愚痴を言ったりするのは単純に甘えです。
本気度が足りません。


理由はサービス・事業のトップがそうした態度をとることで
チームのパフォーマンスが落ちるし、時間の無駄だから。
頼りになるべきリーダーがチームの足を引っ張ることになるので、
そういった態度は絶対にとらないと腹を決めないといけない。


リターンを期待して、投資してもらった責任や
仲間の人生や自己実現がかかっているのに、
ミスをした時に自分の小さいプライドが傷ついたと、
いちいち落ち込んでる場合ではないし、そんな暇もないはずです。
その時間を全力でミスを取り返すこと、
サービスをよくすることに使ったほうがいい。


プロデューサーは1つの会社のトップであるぐらいの
覚悟でやらないといけない。

同じ境遇の仲間がいることに甘えたりしてはいけないと思います。


多くの困難を乗り越えて、
自分が悩んで最終決断を下したことが功を奏して、
サービスが成功すれば最高の瞬間を味わうことができると思います。
責任がある分、一番喜びを感じるのもプロデューサーなのかもしれないですね。