中年大学生日記

中年大学生日記

30歳からの夜間大学生活の実態を主なテーマに、そこから得られた気付きなどをつらつらと。

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今週より後期授業がはじまりました。
久しぶりの90分間は長く、集中力に欠けることが多いですがすぐに元に戻るでしょう。

さて、今週がほとんどの後期完結の科目において最初の授業だったのですが、講義の概要や試験の出題方法、その他受講にあたっての注意事項などガイダンス的なもので終わることが多いです。
そして、授業に出る学生も多いです。試験に関する情報があるときだけは多いんですよね^^;

だから期末最後の授業もやたら多いです。最後の授業で、先生が試験について何も触れないまま終わると文句言ってる学生が多いことも・・・

文句言うなら勉強しなかった自分に言えよ・・と言いたくなるが我慢(笑)

それと普段会話すらしない学生同士の交流が活発になりますね・・・授業でてなかった学生は必至です(笑)

でも、私が彼らの歳位の頃に大学に行ってたらああだったのかもしれません。
勉強したい、勉強しておけばよかったと気が付くのはもう少し先・・

ある程度社会を知ってからの大学だったらどんなに身につくことか・・・
欧米先進国では大学入学年齢の平均が20歳超えているんですよね
その差がどう影響しているのか調べてみることも面白そうです。
いよいよ授業がスタートしたのですが、当初は環境と生活リズムに慣れることが第一でした。

人間関係が一番の心配事でしたね(;^_^
一回りも歳の離れた学生たちと上手くやっていけるかな?

特に、体育なんてこの歳になってすることになるなんて思ってもおらずしかも必修科目・・・
「二人一組になってー」っと先生の指示があったときなんて完全にぼっち確定ですから(笑)
まあ~仕方ないないですよね。周りの学生からすればかなり年上で得体の知れない人ですからね;

でも少数ながら、この得体の知れない中年の大学生に興味を持ち話しかけて来てくれる学生もいるんですよね^^かなり嬉しかったし、その後の学生生活において救われました^^

またこの他にも必修科目はあって、基礎ゼミナールと英語です。
基礎ゼミは、レポートの作成、学生同士の議論の仕方などを中心に大学生活で今後必要になるノウハウを教える少人数のゼミなのですが、クラス分けがされており、その内容も各クラスの担当講師により様々であったようです。

英語も基礎ゼミと同じクラス或は2クラス合同での授業だったので、随分と顔なじみの友人を作ることができました。
(おそらく、これらの授業のようにクラス分けされている必修科目で友達をある程度作っておかないと、現役入学であろうと社会人だろうと友達を作る機会が激減します。)

入学当初は、彼らのことを子供と思い込み、おそらくかなり上から目線であったと思います。しかし、こうして様々な場面で接していくうちに、私が思っている以上に大人なんだということに気が付きました。そして、彼らの方も私のような年上の社会人に興味をもってはいることも分かりました。

今思うと、それまでの自分の価値感がかなり変わった年でしたね!
まるで価値観の破壊的イノベーションとでも言いましょうか・・・
人間観や価値観について凄く考えさせられましたね
・・・とタイトルにもあるように、いよいよ授業の話に触れていきたいのですが、その前に履修登録について。
必要ないと思いますが、履修登録とは、私は今年度この科目を受講しますよ~と自分で受講科目を選んで学校に申請することです。

どの大学でもそうだと思いますが、1年次は必修科目等で選択できる科目にかなり制約があります。
一応参考までに・・

私が通う大学では、この履修登録は学校のポータルサイトが申請ができます。
私の同年代の友人たちが大学生だった時は手書きの大学も多かったとのこと。便利ですね~
履修登録に関する資料として、シラバスなるものが大学から配布されるので、それを参考に一年間の受講科目を組み立てていきます。

以下リンク先の資料に沿って話を進めます。

まず必修科目は・・・
・外国語科目の第一外国語 8単位以上(ちなみに英語、1科目半期完結、各1単位の計8科目)
・保健体育科目 3単位以上(座学と実技がそれぞれ前期と後期にあり)
・選択必修科目 8単位以上(これは次年度の専門分野、科目への入門科目)
・基礎ゼミナール 2単位(これ実は必修科目ではないのですが強制履修)

その他卒業要件として教養科目20単位以上など・・

さて1年次の必修科目ですが、
・外国語科目を4単位以上
・保健体育を3単位以上
・基礎ゼミナール

これらは必ず履修せよとのこと。
つまり専門科目は2年次から勉強してねってことです(笑)
一番驚いたのは、この歳になって体育をするとは思ってもみませんでした( ̄_ ̄ i)

まぁ~必修科目が多くて、専門科目どころじゃありません。
これらの単位落とすと次年次以降の専門科目が受講できなくなりますからね~
割り切るしかないです。。
割り切って卒業要件に必要な単位を取りまくりました。中にはさっぱり興味も関心も湧かない科目もありましたね(笑)

でも今振り返ってみると、一見無駄なプロセス経ることで、自分の新たな興味や関心を持つ科目や分野を発見することができます。
この辺は新社会人・新入社員のケースでもあてはまりますね。

ざっとこのように、自分で受講科目を組み立て1年次の授業がスタートしました。
今日は一息ついて、入試日の失敗談について。


 入試日、試験会場へはかなり早めに着きました。会場入口に張り出されてある座席表を確認しようと見たところ、

自分の受験番号がない・・・

近くにいた試験監督らしき人にそのことを訪ねると、入試センターなる部署へ連れていかれました。
少し待つように言われ待つこと5分以上・・担当者と会場へ戻ることに。
すると、
入れ違いだったのか?既に会場入口で座席表事態が間違っていたこと、新しい座席表を張り出していることをアナウンスしているではありませんか!!
完全に無駄足だった(´・ω・`)

この時点で試験開始まであと10分でした。
気を取り直して、以前紹介した小論文の本を見直そうとバッグを見ると・・・

筆記具がない(´д`lll)

忘れてきてしまったのです。
席の前後の受験者に貸してもらえないかお願いしてみても消しゴムの予備までは持っていないとのこと。試験監督に売店の場所を尋ねるが日曜なので開いてないらしく、仕方がないので大学敷地外にあるコンビニへ行くことにしました。
全力で走っても往復5分以上はかかる距離でした(;´Д`)
試験放棄して帰ろうか?かなり心が折れかかった記憶があります(笑)
結果、筆記具を買いに行って受験はしたのですが、試験開始直後は試験に手がつかず、多少時間がかかりました。

いやぁ・・あの日諦めなくてよかったです(笑)
これ以前にも、資格試験の時に筆記具を忘れたことがあるんですよね・・
悪い癖なのでこれ以降かなり気を付けています(;^_^
今日は学費の話。

まずはこれを見てください。
学費一覧

私が所属する学部は商学部二部です。
年度により変動がありますがそれでも年間50万円くらいです。
(医学部の学費スゲーーーー!!)

夜間の学部なので、昼間部の約半額。
授業時間が、90分×2コマしかないからでしょう。また昼間部が土曜日は休みなのに対して、夜間部は土曜日も授業があります。
基本的には、(90分×2コマ)×6日=12コマ(1,080分)が1週間の授業時間です。

ここで、年間の学費を分解してみます。

年間約50万円 ÷ 12カ月 = 約42,000円 / 月
月42,000円 ÷ (12コマ×4週)= 875円 / 90分当たり

どうでしょう?
そんなに大した学費に見えなくなってきませんか??


しかし、大学進学を決意した時に都合よく学費は準備できないことが大半だと思います。
そこで奨学金の利用です。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

私の場合、第一種で月額54,000万円、資格通信教育費用として入学時特別増額貸与30万円。
合計2,892,000円を借りました。
奨学金の月額を決める時の注意点として、単純に学費を賄うだけでなく通学費や教材費もある程度想定して余裕をもって借りることをお勧めします。

卒業しても低所得が原因で、奨学金を返済できないケースが増加していることを背景に、所得連動返還型無利子奨学金制度(平成24年度創設)という新制度ができています。
(余談ですが、このような返済不能になる背景なども私なりの解釈で触れていければと思っています。)

その他にも大学によって様々な奨学金制度があります。そちらも参考にされてみるとよいとおもいます。

奨学金の申込み手続きですが、これは各大学の情報掲示板等に案内がされると思います。入学後は、毎日一度は掲示板に目を通す習慣をつけると見落としがなくなります。

私の場合だと、奨学金説明会に出席し申込書類などを受け取り。その後の学校での書類検査締切までに、
住民票や世帯主の所得証明書などの必要書類集め
保証人、連帯保証人のサイン
奨学金を希望する理由の作文
などが必要だったと記憶しています。

保証人や連帯保証人を遠方の方にお願いする場合は、書類郵送の往復期間も考慮してください。また、学校での書類審査は申込書類の不備がないかチェックするものであり、不備がある場合は何度も提出するありえます。
奨学金申請は指定された期日に余裕をもって行ってください。

もし不足の事態が起きた場合は、学校や日本学生支援機構にすぐ相談してください。