318本目「ドラゴンvs七人の吸血鬼」(1974年・イギリス/香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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THE LEGEND OF THE 7 GOLDEN VAMPIRES


からてか?
七屍金

製作年度:1974年

上映時間:90分

製作国・地域:イギリス/香港

監督:ロイ・ウォード・ベイカー

アシスタント・ディレクター:チャン・チェ

製作:ドン・ホートン、ヴィー・キング・ショウ

脚本:ドン・ホートン

撮影:ロイ・フォード、ジョン・ウィルコックス

音楽:ジェームズ・バーナード

武術指導:ラウ・カーリョン、トン・ガイ

出演:ピーター・カッシング、デヴィッド・チャン 、ロビン・スチュワート、ジュリー・エーゲ、ジョン・フォーブス・ロバートソン、シー・ズー、ロバート・ハンナ、チャン・シェン、ラウ・カーウィン


19世紀後半の中国に舞台を移したドラキュラ・シリーズ最終作でハマー・プロとショウ・ブラザースの合作。七人の吸血鬼に支配された村を救うべくヴァン・ヘルシング教授とカンフー使いの兄弟が立ち向かう。吸血鬼の手下のゾンビ群団との決戦シーンに見られるようにホラーとカンフー・アクションの融合がうまく果たせており、後の「霊幻道士」等の香港カンフー・ホラーの元祖とも言える作品。(allcinema ONLINEより)


ハマー・プロとショウ・ブラザースの合作「ドラゴンvs七人の吸血鬼」を観ました。シリーズ第9作目らしいです。ほうぅ。ちょっと変り種的な映画なんだろうと思います。

観れたことが嬉しい作品です。

アシスタント・ディレクターにチャン・チェ監督。武術指導に、ラウ・カーリョン、トン・ガイ。主演デヴィッド・チャン。素晴らしいメンバーでした。


なんなんだろう
まず、あんまり、吸血鬼が怖くないんですけれども、普通に吸血鬼と中国の皆さんが、普通にカンフーで闘うのが嬉しいです。吸血鬼が、意外と素人でもどうにか勝てそうな空気があるといいますか。。

捕まった女性たちが、必ず、上半身裸になっているのは、サービスショットでしょうか。

なんだかわからない機械といいますか、つながれております。


1973年のデヴィッド・チャンは、美しいです。英語もお上手です。

やんちゃな白人女性もメロメロでございます。

強くて男気のある中、最後の見せ場。これを待っていたんです~~!!

吸血鬼にかまれた女性を、ヴァン・ヘルシング博士に、「彼女を殺せ!!」と。

そして、うまいことあった、棒だか、先のとがったところへ、彼女をブス~~っと刺し、そして、自らも、彼女にかまれてしまったということもあり、彼女をきっと愛していたんだろうと思いますが、彼女と一緒に、死んでしまいます。

そのときの表情の美しさといいましたら。この瞬間のために、わたしは、この映画を観ていたんだなぁと思いました。

博士とお話


デヴィッドの兄弟たちの戦いぶりや、個性ぶりもなかなかおもしろかったです。双子の兄弟の仲良し死に様とか。


いったいなにもの

前半のドラキュラ対村の青年の対決のほうが、おっかない感じがあったんですが、終盤は、なんていうか安心しながら見ていたといいましょうか。ドラキュラとゾンビの融合っぽい感じなんです。

吸血鬼がやられて、灰になっていく様を、異様に力をいれている感じがしました。(4、5回、そんなシーンが。)

最後の対決も、意外とあっけない!!

戦っているシーンより、灰になっていくシーンのほうが長い(笑)


とりゃ~



きゃ~~
でも、観終わったあとに、そんなに悪くないではないか、けっこうおもしろいではないか、と思いました。

(どんだけ期待していなかったんだろう。。)


オススメ度:★★★☆☆

ひとやすみする洞窟があんなに広くてお部屋チックでよかった度:★★★★☆