先週、とあるライブに行ってきました。
とあるってまぁね。キリンジなんですが。
基本的にキリンジしか聴いてないな、ここ数年。
何がどういいんだ!と自分に尋ねてみる。詞と曲のハーモニーが、胸に響く。
…って、そういう曲やミュージシャンはたくさんいるじゃない。
話を戻しまして、ライブが、スタンディングのライブハウスでして。
ずっと立ちっぱなし、しんどいわ~。
1ドリンクオーダーがルールのライブで、調子に乗って、ビール飲んじゃいまして。
ライブが始まると、満員電車のようにぎゅうぎゅうになって、くらくら~っと気分悪くなっちゃいまして。
ちーーーーん……
自分への教訓。スタンディングのライブでは、お酒は飲まないこと。
ライブハウスの外で少し休憩して、だいぶ回復。
相変わらず満員電車のような場内。
いったん外に行ったら、一緒だった友達の元に戻れず、それぞれに。
辛うじて扉のそば、でも満喫できました。
キリンジがいろんなアーティストに提供した楽曲カバーアルバム「SONGBOOK」
その中の、「若葉の頃や」にものすごくはまってます。歌詞がツボっ。
畠山 美由紀 「若葉の頃や」
←YouTube
アルバム中の、キリンジ版がすごくいいのですが、ご本人のもいいな。
曲中の"あなた"を、恋人やパートナーでなく、
強い思いを抱いた、大切な知人や肉親に置き換えても、しっくりだ。
♪ 散歩に出かけよう ほらごらん 陽だまりのフラダンス
あなたがそばにいる 笑ったまんま 今を止めて
若葉の頃や あの一言は 二度とは戻らない
甘いしぐさや 夢の続きは 誰も知らない
夢の続きは、続かないから、誰も知らない、とも解釈できる。
大切な人が、そばで微笑んでいるかけがえなさ。
優しい時間。失ってわかる、有り難さ。それに気付かずにいた愚かさ。
そういう時間があったことが、今の自分を生かしている。
それはやっぱり有り難いことに違いない。
せつなさを抱いて生きていく。そのリアリティは、悪くない手応え。
静かな秋の深夜に、号泣カタルシス。
激個人シュミ~