分杭峠の旅レポ その8です。
前回はコチラ
http://ameblo.jp/nijihime/entry-10622176738.html
ようやく、 山中の未知の領域から脱出し、
クネクネ道を進んできたはずが、
ナビは、なぜかさっきの オソロシイ道の入り口に
戻してきたのです ぞぞぞ。。。
もう絶対にここには戻りたくない(´Д`)!!!
方位磁石がぐるぐるまわっている、映像が頭にうかぶ。。。
もしかして ここは樹海?!
もう どっちに進んだらいいのか、わからない状態です
とにかく、ここを入らずにいける道をさがそう!! って
舗装されている道を とりあえず進むことに。。。
思い返すと、出先でよくナビに翻弄されている私たち。。。
山の中にどんどん入っちゃってるのか、どうなってるのかもわからない
ナビを設定しなおして、進んでいたけど、
ただ進んでいるだけで、目的地に向かえているのかもナゾ。。。。
ああもうたすけて・゚゚・(≧д≦)・゚゚・!!!
何か目印になるものは。。。と 進みながら目をこらしていたら、
山小屋のようなものや、湖らしきもの、、キャンプ場のようなものが見える道にきました。
ああ、ひとまず 人間のいる場所らしい。。。よかった。。。
そして、車は 道が2つに分かれている場所に来ました。
「どっちにいったらいいのかわからない。。。。。。」
もう、あのオソロシイ未舗装の道を通るのは絶対にいや。。。
えりごんも、またあの道を通るのは。。もうツライ、、、と青ざめていました。
なので、もう、ここらへんにいる人に頼るしかない・・・
ちょうどすこし前の道に、旅館のような、古い建物のようなのがあったので
本当に ワラにもすがる気持ちでした。
雨も降っていて、気持ちも ネガティブに。。。
「す、すみません~~~」
と、静まり返った 建物の入り口で呼びかけてみると。。。
「はい~」 と、 1人のオバサマがやってきました。
「ちょっと道がわからなくなっちゃって。。。」
半泣き状態の私。
地図を持ってきてたので、こっちへ行きたいんですと言うと
「うーん。。。。 どっちから来たの? 山道の、
ガタガタした道は、通りたくないわよね?」
と、まるで 私たちが通ってきたのをわかってるかのようです。
「できれば通りたくないです(iДi)」
「じゃあね。。。」
オバサマは、頭に地図がはいってるように、
説明をしっかりとしてくれました。
しかも、雨が降ってる中 道路まで出てきてくれて。
「とにかく、つきあたったら、右にいくの。
そうすると、杖突峠、っていうのが出てくるから。。。。。。」
紙に、説明してくれた 名前をメモる私。
「杖突峠」という峠の名前すら、オソロシく思える。
でも。。。。。。。。よかった・゚゚・(≧д≦)・゚゚・!!
このオバサマが、仏様のように見えました。。。。。。。。
平野レミに似てた、、、とえりごんはあとから言ってました。。。
とにかく、オバサマの教えどおりに、私たちは進み
やっと、大きな通りに出られたのでした
そのときの写真がこれ。
ああ。。。。。。。。
オバサマありがとう。。。。。。。。。
と いろんな気持ちになって泣けてきた
お礼を言いたいなと、
あとで調べたら どうやら「千代田荘」の方っぽいです。
そして、空がちょっと明るくなってきたと思ったら・・・
今まで、見たことないような
でっかい虹が、どーん!と かかっていました。
写真だとあまりわからないかもですが、
かなり大きくクッキリとかかっていて
しかも、もう1本うっすらとだけど ちょっとはなれて
Wで かかってたんです。
Wレインボー
急いで撮ったのが この写真です。
そして、3分くらいでもう消えていました。。。
でも 実はなんとなく。。。
こういうことのあとだから、なんだか 虹がかかってるような
気がしたんですよね・・・(//・_・//)
KOYOTEの2人で旅をすると、こういう不思議な景色を
見るのです
伊勢神宮のときは、行きに やはり夕立のようなあとに、虹を見たし
帰りには、車の中から流れ星をみたり。。。
水晶の塊みたいな、氷の公園に偶然行き着いたり。
まるで、試練のあとの、ご褒美のような。。。
そして、やっと 氣サンド 食べることができました
旅って、
ふだん起こらないようなことがおきたりするし、
景色を見たり、
お互いの、一面を 新たに知ったりする感じがします。
長くなりましたが、
分杭峠のレポは、これでおしまいです
読んでくださったかた、おつきあいくださいまして
ありがとうございました(・-・*)