ご存じ、サーバリックス。

発売されたばかりの、子宮頚がんワクチンです。

がんを防ぐ、画期的なワクチンです。


私にも、子宮頚がんで亡くなった同級生がいます。

子どものうちに、がんを防ぐ方法があるならば、

ぜひうってあげたい。
   

そう思い、とりあえず、うちの娘たちに先日、接種しました。


痛いとは、聞いていました。

皮下注じゃなく、筋注なのだから、

痛くて当然だよね・・・

新聞の投書にも、痛かったという中学生の話が載っていました。


しかし、想像以上に痛がるので、

びっくりしました。

接種の時ではなく、

そのあと数時間たってからです。

長女いわく、

”片腕で、腕立て伏せを100回やった翌日のような、

 筋肉のだるい痛み”

二女にいたっては、

翌朝、2階から携帯をかけてきた。

”痛くて、昨晩ねむれなかった。

 今朝も、腕が上がらないので、制服に着替えられない・・・”

37度代後半の微熱もあり、その日は結局学校を休みました・・・・


かなり、痛みはつよいようです。

自分ももう少し若かったら受けて、

どのくらいの痛みなのか、体験してみるのですが、

もうわたくしは体癌年齢ですので、

接種は差し控えております。

残念ながら。


今度、2回目の接種の時は、

あくる日、休める土曜日にしよう。

それから、2回目も利き手はやめよう。

そう、思いました。


しかし、自分の体を守るためとはいえ、

そんなに痛い思いをせねばならぬのか、と思うと、

女として生まれたさがを、すこしかわいそうにも思うのです。


ヒューマンヘルペスウイルスの感染は、

性行為でうつるわけで、

つまり、性感染症なわけです。


その感染をふせぐため、

なぜ、性的には弱い、女性ばかりが、

痛い思いをして、

自衛しなければならないのか??


妊娠して、子どもをうんで・・・

いつも、痛い思いをするのは、女性の方なのだから、

からだのつよい男性の方こそ、

サーバリックスをうけて、

感染をふせいだらどうなんだ??


なんだか、田嶋陽子センセイみたいになってきた・・・


3人の女の子の母なので、

こう感じるけれど、

男の子のお母さんならば、

こういう発想はないかもね。