韓国経済

鵜飼い経済
韓国は外国から資源を輸入し、それを組み立てて輸出するという日本と同じ加工貿易の国です。
ところが韓国は日本と違い、資源だけでなく日本などから重要な部品等も輸入しています。
韓国が強い製品と言えば携帯電話や半導体。これを作るための部材や工作機械のほとんどは実は
日本などの外国より輸入。韓国の携帯電話の半分以上の部品は外国製と言われています。
韓国はせっせと組上げ、部材費や知的財産財産権をせっせと日本などに上納します。
この状態が鵜飼における鵜と漁師の関係に似ていることから、鵜飼い経済と呼びます。

サンドイッチコリア
もともと安い人件費を売りに経済を成り立てていた韓国。ところが人件費の部分で 中国や東南アジアに勝てなくなってきました。
では高度な製品で勝負できるかというと、 到底、日本には勝てない。この様に韓国の立ち位置が脅かされている。
この苦しい韓国の状態をサンドイッチコリアと呼びます。

劣悪な労使関係
韓国は企業においてしょっちゅうストライキが起きます。これは、
法律でスト中でも企業は労働者に賃金を払わなくてはならないためです。
特に有名なのが現代自動車のストで、一年のうち一ヶ月はストで生産が止まります。
これでは外資が投資して工場を建てようという気にもなりませんね・・・。

六つ子の赤字
韓国は「経常収支」「資本収支」「財政収支」「家計収支」「企業」「中央銀行」
と六つ子の赤字を抱えています。これは非常に異常な状態。
中でも中央銀行の赤字 というのは世界史上に類を見ない空前絶後の現象。
本来、貨幣を刷れる中央銀行が 赤字になるということはありえません。
ところが、韓国は中央銀行に外国から借金をさせています・・・。


韓国版サブプライム危機が激化、世界経済に再び暗雲か!
韓国政府は6つの貯蓄銀行に対して停止命令をだした。
この6行にとどまらず、ほかにも5つの銀行が停止命令を受ける可能性がある」と報じています。(中国網日本語版(チャイナネット))

この重大なニュースが日本のテレビで一切報じられていません。
新聞もしかりです。私は全てのニュースを見たわけではありませんがこの重大なニュースを取り上げない日本のメディアは不思議でなりません。

日頃の日本メディアは韓国経済の好調ぶりを報じているだけに、突然の韓国経済の崩壊に戸惑っているのではないかと思っています。


私が知っている限り韓国企業の帳簿が正直だったためしがありません。
多くの企業が借金を隠し、赤字を隠しながら銀行からカネを借り続けている実態を見続けてきました。


韓国銀行は賄賂を出すと貸しつけてくれるが、そうでないと難しい手続
きを要求して断念さすように持っていく。
このような話を多くの韓国企業の社長からイヤというほど聞かされてきました。

銀行も怪しいですが企業も詐欺師たちです。

25年以上韓国を眺めてきて、
財閥と言われていた企業がある日突然倒産し社長が逃げてしまった事件が数多くあります。

私の記憶では、三味、韓宝、東亜,青丘、真露、大宇などが倒産の噂が
出る前に財閥総帥とその家族たちは消えてしまいます。

多くの財閥総帥たちは、企業を利用し銀行のカネを借りて個人の金庫に
隠して、そして企業を再建不能の状態にし、ある日突然消えてしまいます。

1997年アジア通貨危機以後 韓国はIMF介入の2年間で約2000の金融機関のなかで約200以上の機関が倒産整理されました。
残った内容の良い数社の銀行は外資系に乗っ取られました。


その他の生き残った金融機関は倒産した金融機関と大差はありません。
赤字を出し続けていたと思われます。
何故なら銀行は企業だけでなく個人からもカネが踏み倒されてきた現実があります。

韓国の銀行を眺めてきて痛切に感じるのは、その高圧的な姿勢と初歩的
な業務内容です。
外側だけ見ていれば日本の銀行と全く変わらないように見えますが、中身は恐ろしく後進的です。
ハッキリ言って経営能力など全くと言っていいほどありません。

韓国政府は不良債権まみれの金融機関に国民の税金を垂れ流してきま
した。中国の銀行の構図とそっくりです。

過去ブログで弊社と付き合いのあった財閥企業である「大宇」の事を
取り上げたことがあります。当時「大宇」は韓国で三番目の大企業で
した。

1999年大宇総帥の金宇中は43兆ウオンを持ってヨーロッパに逃亡した。
大宇の会計帳簿は自己資本14兆ウオン、負債は78兆ウオンでした。
しかし逃亡した後、調査した結果自己資本マイナス25兆6000億ウオン、
負債が95兆ウオンと報道されていました。

このように帳簿が信用できないのはなにも大宇だけではありません。
ほとんどの企業の会計は全くデタラメです。

もちろん潰れるまで分かりません。そのうえ私企業だけでなく公企業まで同様だといわ
れています。

日本の経済評論家たちは韓国のカンバン企業である「サムスン」や「LG」
の業績だけ見て韓国の好調ぶりを賞賛しています。

その上李明博大統領が「主要国の中で金融危機からいち早く回復したのは韓国だ」と何度も強調した事で完全に日本の評論家たちは騙されています。

李明博大統領は為替政策でウオン安に無理やり誘導して大企業を支援し、
税制面でも優遇しています。
サムスン電子の法人税は日本メーカの3分の1です。

しかも笑ってしまうことは
サムスンの基幹部品の90%は日本からの輸入です。

その上外資の比率が50%もあり外国の株主のために奉仕しているようなものです。

しかもサムスンの特許料の不払いは一説には500件を超え、総額は何兆円の賠償になるか見当がつかない状況です。

韓国中央日報は「最終製品は中国と競争し,核心部品は日本に頼りでは
韓国企業の境遇が困窮するほかない、
日本メーカーは昨年設備投資を21%増やした。
技術が優れて労使関係が安定した日本企業が投資まで増やせば世界に適う相手はいない」と韓国にとって絶望的な記事を書いています。

このような虚飾と欺瞞が渦巻く韓国に明日があるとは思えない。

中韓を知りすぎた男