芸術の秋 | 悪魔は昔、天使だった

悪魔は昔、天使だった

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昨日は、通っているフラメンコ教室の先生の公演があったので、前職同期と一緒に行って参りました。


今までフラメンコって、大学のサークルの定期公演とか、スパニッシュレストランのショーとかてしか見たことがなくて、そういうときは、ピアノの発表会みたいに曲単位でどんどん出演者もテーマも替わっていくような感じでしたが、今回のは全然違いました。


全部で2時間弱の舞台だったのですが、第一幕から第三幕まであって、全編を通してひとつのストーリーが完結する構成。お芝居とかバレエの公演とかと似たようなイメージでしょうか。ただ、台詞がないところはお芝居と違いますし、メロディだけじゃなくて歌に合わせて踊るところがバレエとは違いますね。


このような本格的なフラメンコ舞台は初めてでしたが、すごかったです、ほんとに。


ソロとか男女のペアで踊るところも良かったけど、やっぱり群舞が最高でしたキラ

みんなで色とりどりの衣装を着て、ふわっふわのスカートを蹴り上げながら踊るときのあの華やかさは、フラメンコの群舞ならではだと思います。


それから、音もすごかったですね。ギター奏者と歌い手さんが舞台上にいて(時には登場人物にまぎれるような感じで舞台の中心部にいたりして)、生演奏感満点!声の迫力もすごかったですし、パルマ(手拍子)の音も、手から出る音とは思えない感じで、むしろ「何の楽器?」と思うほどすごく響くいい音で、感動しました。


セビジャーナスのシーンもあって、基本的にはお教室で教えてもらっているのと同じ振りだったと思います☆

もちろん、私たちが普段踊っているより、もっとずーっとダイナミックで、上級者ならではの動き(基礎固めの人はたぶんやってはいけない崩し方)でしたが、セビジャーナスって最終形態としてあのレベルがあるのか!と思ったらすごくやる気が出ましたw


舞台公演を見に行くなんてすっごく久しぶりで、楽しかったラブ芸術の秋です。